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【読書】「ほめ方」「叱り方」「しつけ方」に悩んだら読む本/佐々木正美 若松亜紀
先日娘への叱り方に悩んだ時に手に取った本。佐々木先生〜!と思いながら読みました。
先日悩んでた最中に投稿した記事がこちら。
あらすじ
小さな子どもを育てる親なら、誰もが悩むテーマである「ほめる」「叱る」「しつけ」。雑誌や育児書に書いてあるとおりに試してみたけれどうまくいかない、頭ではわかっているけどその通りにするのはむずかしい……。
そんなふうに感じたことのある方に向けて、『こどもへのまなざし』の著者である児童精神科医の佐々木正美が、「子育てのおおもとの考え方」を踏まえた「ほめ方」「叱り方」「しつけ方」をやさしく紹介。さらに、「おおもとの考え方」とあわせて、毎日の育児ですぐに使える子育てのノウハウを、子育てサロン主宰の若松亜紀が具体的に紹介する。
子どもが言うことをきかなくてイライラするとき、子どもがちゃんと育っているのか不安に感じるとき、子育てに疲れてしまったときなど、育児に行き詰まるさまざまな場面で、お母さんの助けになるヒントが満載の一冊。子育て中の忙しい時期にもさっと読めて、ほっこり和める育児マンガ入り。
所感&まさに今知りたかった!
先日娘の叱り方に悩んでいたことから手に取った本。もう、佐々木先生に私は付いていきます…!
気になった部分はこちらです。
ほめ過ぎることは、結果として、「私が、僕が、こうしたことで、あんなに親が喜んでいる。ということは、これができなかったら、親は悲しんで、がっかりするのではないか」とら裏腹な不安感情をもたせてしまいます。物ごとには表があれば、必ず裏があります。
なんと!世の中は褒めまくりましょう文化ではなかったのか!でも、こう言われると確かになー、と思ってしまいますね。
子どもを叱るときには、自尊心を傷つけないようにしましょう。自尊心を傷つけない叱り方とは、どのようなことかというと、本人を否定しないで、やったことを叱ることです。
そうですよね。これは何となくわかる気がする。
叱られっぱなしは、子どもにはつらいものです。叱ることと救うこと。叱ると同時に、救うことも夫婦で役割分担しましょう。
なるほど。確かに昔みたいに近所の人が怒ったりだとか、祖父母に甘やかされる環境ではなくなってしまいましたもんね。意識してでも夫婦でフォローする必要があるんだとか。。これは気をつけなくては…!
「なんで」では、解決につながりません。
「どうしたらいいのか」「何をすればよいのか」。するべき行動が具体的にわかれば、子どもの気持ちも体も動きやすくなります。
ドキーッ!!
ついつい、何でこんな事したの?と言いがちでした。。自分の気持ちはグッと抑えて、ですね。。
ちなみに、この本のコラムの中に書かれている、目を合わせることもやってました…(笑)ほっぺをむにゅっとしてわざと目を合わせて。それでも目を合わせてはくれないのですが、確かに叱られてる側からしたら、目なんて見ていられないのかも。
次からはバックハグしながらやってみよかな。
乳幼児期の赤ちゃんが、人格の基盤として身につけなければならない発達課題は、人を信じること、お母さんを信じることです。
しつけは、子どもが信頼している人が行わないと効果がありません。
信頼していない人から叱られても、自尊心が傷つくばかりで、相手(親や保育者など)の言うことを聞こうと言う気持ちになれません。
これは確かに大人もそうなのかも、と言う気持ちになりました。嫌いな上司からあれやこれや言われても、素直には受け取れませんものね(笑)
安心なのは、保育園ではおおむねいい子で、ルールは守るし集団生活にも普通にとけこんでくれて、園としては問題が少ないのだけれど、送り迎えする保護者の前ではだだっ子になり、わがままを言うような子です。それが1番いいのです。
佐々木先生にそんな事言われると泣ける(T ^ T)
個人面談で家での様子を話すと大概「そんな事してるんですか!園では全然ですよー」と言われるので、保育園では頑張ってるのかな、と思っていたのですが、信じてもらえている証として表れているのであれば、それは嬉しい事ですよね。
人としての完成を急ぎ過ぎない
そうですよね…。
まだ2年ちょっとしか生きていない人生なのに、30年以上生きてる私があれやこれや急いで教えても、どうせそのうちやれるようになりますよね。
何か娘がやらかした時は、呪文のように唱えようと思います(笑)
いかがでしたか?
叱り方に悩み過ぎて手に取った本でしたが、結果何だか励ましてもらったような気持ちです。
悩めるお父さまお母さま方、負けずに頑張って参りましょうね(泣)