【読書】めんどくさいロシア人から日本人へ
みなさんこんにちは。
今回はこちらの本を読みました。
あらすじ
所感&無意識の発言って怖いものがある
著者の小原ブラスさんを今まで知らなかったのですが、完全に表紙買いしました(笑)
“関西弁を喋るめんどくさいロシア人、そしてゲイ”
ここだけみたら、どんなすごい事がかかれているんだろう(笑)と気になりましたが、全然めんどくさいことはなく、むしろ考えさせられる事がたくさんでした。
日本人って、外国の人に対する無意識の偏見とかを持っている気がして、それをブラスさんの口から突きつけられているような(口調は全然厳しくないんですよ!)。
例えば、ブラスさんは6歳から日本に来ているので、ほぼほぼ日本人と変わらないのに、
「日本のどういうところが好き?」
「日本に住んでいて困ったことは?」
など、聞かれる事があるそうです。
日本人のあなたにも聞きたいよ!って、そりゎなりますよね。だって、6歳より前の記憶なんてそんな残っているものでもないし、となるとほぼ日本の記憶しかないにも関わらずそんなことを聞かれるだなんて。
でも、聞いてしまう心理もわかる気がして、余計に無意識は怖いなって思いました。
外国人をそんなに見慣れてないと、ふと聞いてしまいそうな。。
また、今のロシアとウクライナの戦争についても、今まで派プーチン派の気持ちが全然理解できなかったのですが、この本でブラスさんがわかりやすい言葉で書いてくださっているのを読んで、少しだけわかるような気がしました。
海外から見た日本の悪いところを否定することなく、受け入れながら日本にはこんな文化があるんだよ、と教えてくれるブラスさんに、自分の国のことをもっとよく知らなきゃいけないな、という気にさせられました。
何かしら、考えるきっかけをくれる本です。
気になる方、ぜひ読んでみてください〜!