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【読書】ネコとカレーライス/藤野ふじの
みなさんこんにちは。
年末の寝正月、並びに年始の入院生活でたくさん本を読んでいたのに全然感想書けてない!
という事で、しばらく怒涛の読書記事習慣をやりたいと思います(笑)
今回はこちら!
あらすじ
「カレー・オブ・ザ・イヤー2022 企画部門」受賞!
そのネコが姿を見せるとき、僕たちの人生に何かが起こる。
究極のスパイスカレーの薫りが鮮やかに際立つ、ちょっと大人の青春物語。
☆ ☆ ☆
得意料理はスパイスカレー。無職。彼女にフラれたて。
そんな中途半端な僕・松本優人は、
ふしぎな「白いネコ」に導かれて、10数年ぶりに幼なじみの中村太一に再会。
二人で、昼間は営業していないバーの店舗を借りて、
半月に一度オープンする「間借りカレー店」を始めることに。
初回は大盛況だったものの、集客もままならない素人によるその店の客足は次第に途絶えてしまう。
「今日が最後かな」
そう思ったとき、一人の女性が現れた。
彼女・成宮あおいは「自分は『カレー予備校』の生徒だ」と名乗り、カレーを食べると
「趣味でここまで作れるのは凄い」と僕らに言った……。
「趣味ではなく、本気でやりたい」
カレーの世界の有名人がそろうその予備校に、僕と中村は通うことになる。
自分たちの「本気」をつかみ取るために。
そして、そこで出会った仲間たちと、
「究極のミールス」を作り上げるために――。
所感&これはカレーが食べたくなる!
軽いタッチでとても読みやすく、病み上がりの身にはとてもちょうど良かったです(笑)
そして、カレーにまつわる単語やらスパイス名やら、とりあえずカレーが食べたくなります!
カレー予備校に通う面々もキャラが立っててとても面白く、スラスラ読み進めることができました。
お腹が空いている時に読むのはお勧めしません(笑)そして読了後の私はとてもカレーが食べたくなり、病み上がりのくせにキーマカレーを食べて胃がもたれました(笑)
カレー好きな人なら絶対楽しめると思います!そうじゃなくても、インドカレーが身近に感じるかも?
今回のカレーはミールスと言って、どちらかというと南インド寄りのものだったので、これから続編が出てくれたら個人的には嬉しいなー。
ちなみに2巻もそろそろ出るんですよ!
ひと足先にNetgalleyで読んでみましたが、今度はインドにも行っていて、さらに楽しさ倍増です!これを読んで、入院前の最後の晩餐はビリヤニをUberしました(笑)
内容はほっこり、そしてカレーが食べたくなること間違いなし。寒い日の一冊にいかがですか?