【漫画】『ふしぎの国のバード/佐々大河』日本だけどまるで異国文化のよう

みなさんこんにちは。
今回はこちらの本を読みました。
いやー、つい一気読みしてしまいました!

あらすじ

ディスカバー・ジャパンーーこれは、古き良き日本文化を取り戻すための物語。
時は明治初頭。東京から蝦夷まで、地図なき道を旅したイギリス人がいた。その名はイザベラ・バード、冒険家。彼女の目的はただひとつ、滅びゆく日本古来の生活を記録に残すこと。通訳の伊藤鶴吉をひとり連れ、日本人すらも踏み入ったことのない奥地への旅が、今はじまる!漫画誌ハルタの実力派新人・佐々大河。初のコミックスは、日本の魅力を熱筆した旅物語!!

Amazonあらすじより

所感&知らない日本はまるで異国

イザベラ•バードさんって、わたしはよく知らなかったのですが、
有名な冒険家らしいですね。

イザベラ・ルーシー・バードは、19世紀の大英帝国の旅行家、探検家、紀行作家、写真家、ナチュラリスト。 ファニー・ジェーン・バトラーと共同で、インドのジャンムー・カシミール州シュリーナガルにジョン・ビショップ記念病院を設立した。バードは女性として最初に英国地理学会特別会員に選出された。

ウィキペディアより

明治時代の話なのですが、東京から蝦夷に向かうまでの田舎道を進む様が、
全然知らない日本を見せられているようで、本当に異国の話を読んでいるかのようでした。
アイヌまでの道のりを描くお話ですが、ゴールデンカムイとはまた違った雰囲気を感じられます。

また、絵が本当に綺麗!
こういう絵が描き込まれている漫画って、好きなんですよね。
乙嫁語りとかアルテとか。

厳しい環境の中でも、誰も発見していない景色を見たい、残したいという強い思いを胸に、通訳の伊藤とともに突き進む姿に、勇気をもらえます。
明治時代って、洋装や文明開花のイメージがありましたが、
まだまだ田舎では薬がなく怪しげなおまじないが流行ってたりとか、
キリスト教は弾劾されてたりとか、それらが異国の人の目で描かれているので、
何だか同じ目線で新鮮に感じることができます。

お話はまだアイヌに入ったばかり。これからどんなお話が待ち構えているのか
とても楽しみでなりません。

気になった方、ぜひよんでみてください〜!

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