【読書/Netgalley】杜の国の神隠し/円堂豆子
こんにちは。
今回はこちらを読みました。
あらすじ
壮大な物語が、はじまる。
文庫オリジナル書下ろし
古代和風ファンタジー
真っ赤な炎が目に入る。
ここは、どこ――。
大学生の真織は、どこか神社のような暗がりのなかで、“その少年”に出逢う。
生き神としてまつられる神王・玉響に。
「これぞファンタジー。とにかく面白かった」(書店員)
「情景描写が優れていて、非現実的な世界が想像しやすい」(図書館員)
父母を亡くした二十歳の大学生・真織は、ふしぎな光に誘われ、春夏秋冬の豊かな森にのびた真っ白な道を通りぬける。
真っ赤な炎と袴姿の少年。
神社の境内のような場所で“何か”が行われている。
「誰かいるのか?」と呼ぶ声が――。
いま、壮大な物語の幕が上がる。
古代和風ファンタジー、登場!
〈文庫書下ろし〉
所感&和風ファンタジーもよい!
日頃和風のファンタジーってあまり読んでこなかったのですが、世界観がとても良かったです!
大好きなお母さんが亡くなり、これからどうしていいかわからなくなっていた真織に、不思議な道が開ける。
そこを通り抜けていくと見知った森の景色で…。
世界描写がとても綺麗で、違和感なくこの世界に入り込めました。
その中でも、昔の人々の暮らしの様子、また古い慣習に苦しめられる様、神々の姿など、知らない世界だけれど何だか懐かしいような、そんな気持ちにさせられました。
真織と玉響が変わっていく様もとてもドキドキハラハラします。
まだまだこの世界のお話を読みたい!
ファンタジー好きにはたまらない一冊です。
気になった方、ぜひ読んでみてください〜!
和風ファンタジー読んでないと言いつつ、これらも和風ファンタジー括りでしたね。大好き♡笑