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おばあといい肉
久しぶりにおばぁからLINEがきました。
おばぁは1ヶ月ほど叔母のいる京都に遠征に行っていて、つい先日実家の方に帰ってきたそうです。
「ご飯作ってるから帰ってきてね」
お、やったー!食べ帰ろう!
とルンルンで実家に戻りました。
帰ってみると、父と母三男は釣りに行って明日まで帰ってこないと
せっかくみんなとご飯食べれると思っていたのでちょっと残念でしたが、おばぁの京都話も聴いてみたかったのでとりあえず2人でご飯を食べました。
すると2人で食べるにもかかわらず私が帰ってくるということでめちゃくちゃいい肉を二人分用意しておばあは待っていました。
「お父さんには内緒にせんとやなぁ」
って悪い顔しててほんまに最高のばぁちゃんだな!!!って私も悪い顔をしました。
おばぁは昨年までバリバリに現役で働いていたのですが、全く料理をしない人で
素麺を茹でることですら下手くそでした。
しかし、退職してから一変
毎日の晩御飯、昼ごはんを自ら作ると言って私が出ていく日も料理本とにらめっこしながら料理を作っていました。
今では肉を美味しく焼けちゃう料理人です。
おばぁは毎日一緒に過ごしていた時は小言が多くて、嫌になることもたくさんありましたが、
こうしてたまに帰ると嬉しそうにニコニコしていて、私の身の回りの事、バンドのこと、体調のことなどたくさん心配してくれます。
実家を出るまでは当分こんな家帰ってやらん!!って思っていましたが、
今ではまぁ月1くらいなら顔見に行ってもいいかなって思ってます。
離れてみてずっと私に注いでくれていた優しさに気づきました。
うちの家族は仕事とバンドを両立することに誰も反対せず、
好きなようにやりな売れるといいねー
くらいのスタンスで応援してくれてます。
このラフな感じめちゃくちゃやりやすくて甘えに甘えきってるとこもあるんやけど、、
こういう家族から与えられる幸せや思いやりを
今後の人生で少しずつ返して行けたらいいなって思いました。
肉とんでもなく美味しかったッス🥓🥩🍗🍖