うつの人にも、そうでない人にもおすすめ。「やる気の出る行動法」
まず筆者は5年前、なんにもできない人でした。
うつと診断が下りましたが、実際はどうなのかわかりません。
うつっぽいのでうつ、となりました。
脳の病気であるのは間違いないと思います。
この手の病気は、脳の中を機器で調査したりして診断されるわけではありません。
なので主治医も、筆者も、実際はよくわからない、という感じです。
なんにもできない時期が2年くらい。
最低限のことができる時期が2年くらい。
人間関係のトラブルに巻き込まれ、ストレス(おそらく)で薬が効かなくなったことをきっかけに、入院で薬の調整をし、症状が劇的に悪化したりもしましたが、
今年3月に薬の変更があって復活。
マイルドにやる気のない状態を経て、
5年ぶりにゆでたまごをゆでました。
ここ最近、味付けたまごを切らさないように作ったり、ハンバーグやスイーツを作ったり、起きている間は何かしら行動しています。
毎日忙しくて、やろうと思ったことができないこともあります。
筆者に実際効果のあった、うつの人にも、そうでない人にもおすすめな「やる気の出る行動法」をご紹介したいと思います。
まずは「達成の見える化」です。
前の日に明日やりたいこと、またはこの記事を見てから寝るまでにやりたいことをノートに書きます。
そして達成したら〇をつけるのです。
これだけ。
このためだけのちょっと高い日記帳を買ってくるのもいいです。
カラーペンをたくさん使うのもいいです。
それによって、達成が目に見える形となり、預金通帳を眺めるような充実感が得られます。
続いて「目標の細分化」です。
とにかくできるかぎり、細かくして目標を切り刻みます。
「お風呂」なら、
「入浴」「頭を洗う」「体を洗う」「保湿」。
「家事」なら、
「洗濯ものを干す」「買い物」「夕食の調理」「掃除」。
小さな達成感を積み重ねるのです。
「明日もやることがたくさんある」「今日もいっぱいできた」と感じられます。
小さな達成感を積み重ねることは、自己肯定感の上昇にもつながります。
たったこれだけ。
でも実行してみるとあら不思議。
ちょっとやる気が出なくても、ちょっと体が重くても、ノートを眺めるうちに、
「さて、今日も〇をつけるか」
という気分になってきます。本当です。
あなたの達成感、見える化、細分化して財産にしませんか?