初めてのリファラル採用隊長
こんにちは!ふみなです。
Pretia Technologiesという会社で、人事をしています。
4月から人事として働きはじめたひよこですが、楽しくお仕事しています💪
7月からリファラル採用隊長として、特に力を入れて仕事をしてきました!
そのおかげか、紹介してくれるメンバーも増え、盛り上がりを見せています。
今日は、リファラル採用についての話を書いてみたいと思います。
リファラル採用って何
リファラル(referral)は、「推薦」や「紹介」という意味があり、人材界隈では社内メンバーからの紹介のことを指します。
社員からの紹介をしてもらい、採用ステップを進めて入社まで進めていく「リファラル採用」は、会社への理解度が高い状態で選考を進めることができ、定着率もUPしていくと言われています。
私がリファラル採用を推進するなかで、リファラル採用をするにあたってのメリットは下記だと考えています。
入社前までの会社への理解度の高さ
それによって入社後のギャップが少ない
入社後のメンバーとの仲の深めやすさ
媒体を経由する時よりもコストがかからない
1-3については、実際に採用を進めていくにあたって実感をするポイントで、かつ、入社したメンバーから話を聞いて、そして関わっていくにあたって、強く感じています。
採用ステップに進むまでに、会社のことを全く知らないよりも社員からざっくり聞いている状態の方が、面接時などにより候補者の方から突っ込んだ質問をしてもらうことができます。
より突っ込んだ質問をしてもらうことによって、より自社について深く知っていただくことになり、入社前後でのギャップを軽減できます。
4.について、リファラル採用は、媒体の費用やスカウトなどにかける時間などと比較して、コストを削減できるという面があります。もちろん採用費用は安価に、労力は低く抑えたいもの。プレティアでは、リファラル採用をはじめとした採用活動を推進することでエージェントさんには、トッププレイヤー層など、媒体やリファラルでも難易度の高い候補者さんの紹介に集中していただくようにしています。
なぜリファラル採用を進めることにしたのか
プレティアでリファラル採用を進めていきたいと考えた理由は、ARという新しい領域をあまり詳しく知らない方などに実際に働いているメンバーから声をかけていただくことで、採用の窓口を広げていきたかったためです。
まだ詳しく知らない、少し興味がある、、、という方と直接働いているメンバーが話すことによって、実際どんなことをしているかを知ってもらう機会にもなり、会社に興味をより示してもらえる機会となります。
元々リファラル採用の制度は社内にあり、実際にプレティアにもリファラルで入社したメンバーも多くいました。しかし、その制度自体の浸透はあまりしておらず、「リファラル制度あったんだ?」と思う社員や「リファラルしたいけど、どうしたら良い?」という状態だったのが事実です。
リファラル採用の周知を進めていき、重要なポジションの採用を促進することはもちろん、リファラル採用をするにあたってのメリットを最大限に生かしていくことで会社全体の採用の盛り上げにつなげていきたいと考えました。
リファラル採用を活発化させることで、候補者が自社のメンバーから直接話を聞く時間が面接以外にもあることによって、現場のリアルな声をより取り入れていただきやすく、こちらも入社前後のギャップの軽減につながると考えました。
入社前後のギャップが少ないと、会社への理解度が高い状態で仕事に取り組みやすい環境として馴染んでもらいやすいと思います。
情報収集
進めていくにあたって、
リファラル採用とは何か
他社さんがどのような取り組みをされているのか
プレティアではどんなことが実践できそうか
を、考えるために、情報収集を始めました。
主に、noteなどの記事を読んで情報収集をしていきました。
その中で、
社内の周知が足りていない
リファラルを行うことのメリットを伝えていく必要性
どのようなステップでリファラルをメンバーにしてほしいかの明記
が課題だと気づきました。
参考にした記事:
https://www.saiyo-doda.jp/guide/kihon/referral
https://www.hrpro.co.jp/series_detail.php?t_no=2279
https://note.com/tsujimon30973/n/nf012cf33b887#Rsesf
やってみたこと
情報収集をして気づいた課題をもとに、自社メンバーに「リファラル採用について」・「どのように紹介したら良いか」を案内して、リファラル採用を盛り上げようと考えていたので、下記のように進めていきました。
社内周知の準備
リファラルについての社内ポータルを見直す
リファラルのステップについての見直し
リファラルのメリットについてのまとめ
募集ポジションのまとめ
リファラルのアナウンスの頻度の見直し
5つの準備の詳細は下記です。
リファラルについてのポータルを見直す
しっかり作り込まれていた資料が載っていたポータルですが、パワーポイントで作られた資料だったため、資料の中身をクリックしないと内容を見ることができず、インセンティブなどの重要な内容をパッと見てわかるように変更しました。
リファラルのステップについての見直し
これまではHRへのDM・ATS経由・代表に直接連絡するなど、窓口が統一されていませんでした。これをHRに直接連絡をしてもらうということに変更し窓口を統一することで、メンバーの紹介負担を軽減することにもつながりました。
リファラルのメリットについてのまとめ
リファラルのメリットを明確化することで、取り組んでもらうきっかけ作りを行いました。リファラル採用を進めている理由が明確になることでメンバーのモチベーションになります。どうして進めていくのか、リファラル採用をすることによって、自身にどんなメリットがあるのかをアピールしていくことも、リファラル採用を活性化させる秘訣だと思います。
募集ポジションのまとめ
意外と盲点だったのですが、メンバー自身がどのポジションを積極的に募集しているのか把握しきれていなかったように感じました。スタートアップたるもの、スピードある採用を行っているため、頻繁に募集ポジションが変わっていきます。どのポジションが急務で募集しているのか、どのポジションが充足しているのか、いつでも答えられるように工夫を行いました。
リファラルアナウンスの頻度の見直し
これまで全く周知されていなかったリファラル採用の制度ですが、Slackにて「募集ポジション」と「紹介したい場合のフロー」をアナウンスするようにしました。毎日アナウンスされても、「また通知がきているなぁ」と思われるだけでしっかり読んでもらえるかの不安がありました。そのため、回数を絞っていくことにしました。
上記の準備を行い、下記のようにアナウンスを始めました
毎週金曜日にアナウンス
毎月の全社会議でアナウンス
ポジションや手順についてを明記する
🔽実際に金曜日にアナウンスした内容
リファラル採用に力を入れることにしてから初めての毎月の全社会議では、少し時間をもらってメンバー向けにリファラル採用を強化することを発信しました。
入社した方は詳しく知らないまたは制度があることを知らない可能性があったため、社内の認知度を高めるために、時間をもらいました。
アナウンスしたことは下記です。
制度の案内
紹介できる場合はHRに連絡もらえればOKだということ
注力しているポジションについて
改めて、制度について知ってもらう機会になったと思います。
やってみてどうか
リファラル採用の制度をリマインドしたことでメンバーの記憶に残ったことやリファラルの具体的な流れがわかりやすくなったことから、この3ヶ月でおよそ8倍の紹介をしてもらうことに成功しました👏
🔽増えた時に全社会議でアナウンスを行った際のスライド
実際に内定者も2名出ていて、リファラル採用が活発になってきています!
毎週のアナウンスは少し文章を変えたり、金曜日の全体会議の直前を狙ってアナウンスして注目を集めたりと、工夫しながら続けています。
なかでもやはり、定期的なアナウンスは大切だと思います!
何度もアナウンスすることによって、
目に留まる回数が増え、リファラル採用を意識するきっかけになる
紹介したいと思った人がいたときに、フローがわかりやすい
紹介できるポジションが分かり易く、声がかけやすい
メンバー全体の意識の向上につながっていきます💪
毎週の地道な活動がメインとなっていますが、
誰に連絡したら良いか、わかりやすくしておくことで気軽に質問したり、ネクストアクションの相談をしたりし易くなっているのではないかな…と思っています!
絶対に採用に至るわけではないこの制度では、選考を途中で終了することになった場合のフォローも大切になってくると思います。
知り合いが選考終了になったときに嫌な思いを紹介者や紹介された人がしないように心がけていきたいと思います!
🔽以下のポジションの募集をしています
🐤ひよっこ人事ながらTwitterもしております。
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