Ciokarrua
店名:チョカルーア
種別:BEAN TO BAR
国名:イタリア/シチリア島
今回はキャロブチョコレートを食べてみたい🙋ということで、モディカチョコレートの『チョッカルーア』さんのキャロブチョコを試してみました。
チョッカルーアさんは、2010年に創業したキャロブからチョコやビスケットなどを製造しているお菓子メーカーさんです。
キャロブとはマメ科の植物で果肉自体が甘く、日本名ではイナゴ豆と呼ばれています。
↓こんな感じらしい
キャロブの果肉を乾燥させて粉末状にした食品は、カルシウム・鉄分・食物繊維などを豊富に含んでおり、栄養価の高い食品です。
カカオ豆に比べて脂質が少なく、甘みがあるので無糖だけど、甘いチョコレートのようなタブレットができると注目されています。
さてどんなものでしょう。
★カルッバート ピュア
オーガニック無糖 50g 756円
原材料
キャロブ55%
カカオバター
カカオバターを溶かしていくと、パッサパサなあんこみたいな粒子感で口に残ってけっこうマズいです。特に香りもありません。
で、次にモディカのチョコだから
バリボリ食べるのが正解かな?
と思いバリボリいくと、ナッティ感やフルティー感、酸味、甘味のバランスがよく美味しく頂けました。
普通のチョコと比べて美味しいかというと、それはNOです。
★カルッバート オレンジ
オーガニック無糖 50g 756円
原材料
キャロブ 55%
カカオバター
オレンジ 0.3%
こちらはシチリア産のオレンジがとてもいいですね~。
ベーシックよりもフルティーでこちらの方がいい感じです。
どちらも無糖なので、糖尿病の方のおやつにもいいですし、食物繊維も豊富なので便秘にもいいそうです。
ただダイエットに向くか否かは、カロリー高めなので、微妙なところです。
朝ひとかけ食べただけで、お昼まで空腹感を感じずらかったので、栄養価が高いことは実感しました。
キャロブチョコは、チョコに近い
風味だけど、 チョコとは全く違う
食物でした。
ここから
↓カカオ豆のチョコです。
★ビーントゥバー 72%
【PERU SANMARTIN】50g 1080円
ペルーのサンマルティン地区で
収穫されたトリニタリオ種100%
原材料
カカオマス 72%
砂糖
普通のトリニタリオより濃い味の印象で、フルティーな花の香りと
キャラメルっぽいクリーミーさがあり、最後に濃厚なスモーキーな香りが全体をまとめています。
モディカのチョコらしい、ザクザクとした食感の古代チョコです。
チョコ断面を見ると砂糖がまんま
キラキラしています。
このbean to barチョコとキャロブチョコを組み合わせて頂くと、チョコの美味しさが倍増して、なかなか面白かったです。
今回は故郷のシチリア島からオリーブオイルや食材を輸入販売するお店を岡山で営んでいる「オリバーシクラ」さんで購入しました。
ご実家で作られたオリーブ油やピスタチオなんかも魅力的なので、ご興味のあるかたは、ぜひお店のホームページを覗いてみてくださ~い。
▽オリバーシクラ
http://olivasicula.com/
▽チョッカルーア
https://www.ciokarrua.it/
おまけ
イタリアシチリア島のモディカ
という街にはたくさんの
チョコレート工房があります。
この街で作られるチョコは
モディカチョコレートと呼ばれ
イタリアの三大チョコのひとつ
(あと2つはトリノとペルージャ)
モディカのチョコレートの起源は
16世紀メキシコ古代アステカ帝国
時代に生まれたカカオの製法が
スペインに伝わり、昔、スペイン
の支配下だったシチリア島にも
伝わりました。
グラニュー糖を加えたカカオの粉
を35〜40度で溶かしてつくる
モディカのチョコはシンプルな
カカオの味を楽しめます。
機会があったら
ぜひお試しくださーい。
いつも読んでくださり
ありがとうございます。٩(๑❛ᴗ❛๑)۶