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片づけしながら懐かしのプーペガールを思い出す

薔薇(アイテムも含め)好きと言っておきながら、ここではそれについてほとんどふれてなかったような気がします。ふれる機会がなかった、というかなんとなく、noteはそういう場でもないような感じがわたしのなかにあって。勝手な思い込みなんですけれど。

色のこだわりや好きな色については何度か書いた記憶があるのですけれど、薔薇については完全な“自己満足”な部分があるからかもしれません。べつにわたしが薔薇好きであろうがどうだろうが、大多数の人にとってはどうでもいいことなんですよね。今もピンクの薔薇柄のカーテンの部屋で、ピンクの薔薇柄のブランケットにくるまってPCに向かっているんですけれど、こうして文字にするとナンジャソリャ感がパネェ、というか、わざわざそれを公にしている自分がちょっと恥ずかしくなってしまうような。(思春期かオイ)

以前、amebaのサービスでプーペガールっていうファション系のSNSがありました。惜しまれつつサービスが終了したのも結構前なので、もう知らない人も多いと思いますが、一部女子ではかなり盛り上がっていました。
ざっくり説明すると、顔出しNG(代わりにアバターを作成する)で自分の持ち物をひたすらアップしてお互いにコメントし合う、Instagramの限定版みたいな感じです。でもこれ、その人の好きなものがひと目でわかるので、仲よくなる確率がめちゃめちゃ高かったんです。しかも、アップしていいのは自分の持ち物だけだったので、男性が女の子と繋がりたくてネカマを装って交流しようとしても、フリルたっぷりとか花柄などわかりやすくガーリーなモノをアップし続けるのはなかなか大変(なはず)だったせいか、ほとんどが女性会員だったように思います。

薔薇アイテムコレクターであるわたしは、ここぞとばかりにせっせとアップしていたのですが、そうするとそのうちそこで出会った親切な仲間が「○○って店に好きそうな薔薇グッズがありましたよ!」「**で店舗限定のかわいい薔薇柄ワンピースが売ってますよ!」とか情報提供してくれたりしました。交流しているうちにめちゃめちゃ気が合って、同じ薔薇好き同士で現実世界(笑)で会ったことも何回もあります。買い物に行ってもそれはそれは楽しかったです。

もちろん、ファッションだけでなくコスメなどの情報交換もできたので、薔薇好き以外の人とも交流はありました。アバターや持ち物の画像と説明だけでも「この人は猫モチーフマニア」とか「わたしと一緒でキラキラ好き!」「ポルカドットって水玉のことだったんだ〜(水玉好きさんに教わった)」などとその人の嗜好や人となりがわかったし、モチーフや概念でその人のことを捉えていたような気がします。

ユーザー同士の交流ももちろん楽しかったのですが、プーペの何がよかったかってマイページが自分のクローゼットのようになっていたことです。もちろん、すべてのワードローブをアップしていた訳ではないけれど、サムネイルを見れば自分の持ち物を把握することができました。同じような薔薇柄の服が欲しくなったときに「待てよ、こういうの持ってたっけかな」って確認して踏みとどまったり、小物など持っていたのを忘れて二度買いしてしまうのを防げたり、すっごく使い勝手がよかったし、自分の好きなものだけが並んでいるので見ているだけでも楽しかったです。一方で、アップするために(アップするとポイントがたまってアバターの服やアイテムに交換できるという副次的なシステムもあった)せっせと薔薇アイテムを買ってしまい、散財しすぎていたのも確かではあります。

今はInstagramが当たり前になっているから、デジタルクローゼットを作りたいならそちらに移行すればよかったのかとも思うけれど、世界観が違うんですよね。当時ももちろん綺麗に撮って見せたいとか、多少加工したりはしたけれど、必要以上によく見せようとしていたわけではなかったような気がします。Instagramでは、どこまで行ってもコレを持っているわたし、というのが前面に出てしまう感じがするのですが、プーペでは○○さんが持っている薔薇のバッグ、とか△さんが紹介している□□ってブランドのお洋服、とあくまでモノの方が主役だったのかなと。うまく説明できないのですが。そのうえで、顔も出してなくて、写真もごくごく普通でも魅力的な人もたくさんいたなぁ、なんてふと懐かしく思い出しました。


って、懐かしさのあまりいつものクセで駄文をダラダラと並べてしまってますが
こうして振り返ってみると、これって立派なヲタ活だったんじゃ、、、?なんて思いました。つまりわたしの推しは“薔薇”ってことになる、のか、、、?(いやなんか違う)


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最近、モノを減らすために片付けをしています。
底がすり減ってはけなくなってしまったけれど
お気に入りのあまりずっと手放せなかったVANSの薔薇のスニーカー。
発売当初は全然知らなくて、その後ネットでひとめぼれして奇跡的に自分のサイズが一足残っていたのを買うことができました。
けれど、シュークローゼットが超満杯なのでさようならすることにしました。長い間、ありがとう。

プーペやってたら、こんなふうにアップしてたかな。

なんて、懐かしさにばかり囚われていると、片づけって全然進まないのですよね〜!
困った困った。でも、買ったものをアップするだけではなくて、お気に入りのものをこうやってネットにあげて成仏させるのって、わたしみたいにモノへの執着が強いタイプの人間はいいのかなぁなんて思っています。
またそのうち、ここでも薔薇のアイテムを紹介するかもしれません。よかったら、そのときもお付き合いいただければ幸いです。

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