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こいつだけは許せない、ってスイッチ入っちゃうんだなこれが

今年の夏はまだ蚊に刺されてない。

レジャーに行ってないし、そもそもあまり外に出てないからと言うのもあるとは思うけれど。せっかくだからこのまま秋になってほしい。


もともと、わたしの血はあまりおいしくないらしく(表現、、、)家族と一緒に住んでいた頃も、わたしより若くておいしい(のだろう)妹たちはよく刺されていたが、わたしはあまり刺されなかった。どちらかというとわたしはつかまえる専門。夜中にあの「フィーン」という鳴き声がして刺されたと誰かが起きてくると、どれどれ、とその部屋に行っては一緒に探してあげたり殺って、いや叩いてヤッたりしていたものだ。

ヤツとの闘いは結構な集中力がいる。まぁ、向こうも命がかかっているのだからそりゃ真剣勝負にもなるというわけで。耳を澄ましあの独特な音からどの方向にいるのかを探り、うちわなどでバタバタと風を起こしては白っぽい壁側に誘導し、そのうち疲れて?止まって小さな黒い点に擬態しているのにそっと近づいて一撃、という必勝パターンはあるけれども、刺されたらかゆいし、寝ているときにあの音で起こされた場合は眠いし、そのなかでこちらも戦闘態勢に入らねばならないのだ。隙を見せると二次被害、三次被害なんてこともありうるし。妹が小さかった頃は、ぷくぷくした脚に何箇所も刺された跡ができていて、それはそれはかわいそうで。「わたしが捕まえる!」と使命感に駆られ、五感を研ぎ澄ませて敵討ちをしては親に感謝されていたのがわたし。(両親も一生懸命探すのだけれどそのうち自分たちも刺されてしまうので、結局わたしが“出動”するという事態が多かった。わたしもまだ若くて深夜でも大抵起きてたし、瞬発力も今よりあったんだと思う)

そんな環境だったからか、いつからか蚊に対する鋭敏なセンサーみたいなのが発動するようになり、自分の肌に蚊がとまると「ぬぬぬっ!」とわかるようにすらなった。そしてヤツの姿を目視すると「おのれ、、、アテクシの血を吸おうとするなんて命知らずな奴め」と思って成敗。逃げられてしまうこともないわけではないけれど、確率でいったらつかまえる方がはるかに高いと自負している。たまに、自分の家以外の場所で近くにしつこく寄ってきたヤツをつい仕留めたら“誰のかわからない血”がベッタリ、(だから表現、、、)みたいなことになって、「うわぁそのまま逃がせばよかった」と思うことも結構ある。

ここ数年は日焼けが気になり夏でも肌を出すような服をあまり着なくなったことも手伝って、ほとんど刺されることはないのだけれど、まだまだヤツらは世の中にたくさん生息している模様。

都会のヤツらはそれなりに知能も発達しているのか、エレベーターのなかとか、マンションの郵便受けとか、人が必ずやってくる場所、しかもちょっとの間人がそこにとどまらざるを得ない場所というのがわかっていて、そこで待ち構えていたりすることが多い。たまにね、エレベーターで乗り合わせた人の肌に止まっているのを目撃してしまって「あああああ」と思うこともあるけれど、そういうときはなにもできないし、自分が被害を被っている訳ではないのでそっと目を閉じて見なかったことにする。そう、わたしさえ刺されなければいいのだ。だからお前らも、わたしには近づいてくるなよ、と心のなかでつぶやいたりなんかして。

ところが!(この先閲覧注意の画像ありますので苦手な方はここいらでFOなさってくださいまし)


夏の終わりに、命知らずの奴がいた。


某駅でエレベータを待っている最中。
そう、ヤツらのいわば“スイートスポット”である。

まだまだ暑くてムシムシしながら立っていると、何やら違和感が!



反射的にね、ヤッチャイマシタがね


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悪いけど、服の上からでもわかるんだよ、あたしゃ
(まだまだ反射神経は衰えてないな!)


ってことで、ムヒいらずの夏、このまますぎてくれますように。

ほんとわたしのまわりを軽々しく飛ぶんじゃなくてよ!


これ、ハンガリー民謡だったって知ってた?



なんか、今日はめちゃめちゃくだらない内容だな、、、われながら(苦笑)


追記;この記事を書いたら「こちらもおすすめ」で最高な投稿を発見してしまいました。わたしの記事よりこちらのほうが数百倍面白いです!ここまで読んでくださった方にはごめんなさい、無駄な時間を費やさせてしまって、と申し訳なくなっちゃうくらいに。


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