いまさらながらの自己紹介
記事2つ書いたところでしっかりした自己紹介をしていないことに気がつきました……
note執筆3回目にして自分について語りたいと思います。
プロフィール
ゲーム・アニメ・マンガ・お絵描きが好きなオタク主婦。
リサイクルショップにパートタイム勤務してます。
旦那とアパートで2人暮らし。
現在の推しジャンルはオンラインゲームのファイナルファンタジー14。
旦那に誘われてその前にやっていたオンラインゲームからジャンル変更しました。
最近は自作ぬい撮影などのぬい活にもお熱です。
趣味と推しに狂いながら、旦那と2人面白おかしく生活しています。
半生全部黒歴史
今でこそ、心穏やかに毎日を過ごしていますが、旦那と結婚する前の暮らしは毎日未来が見えない不安と隣り合わせな灰色の生活でした。
苦い学生時代と20代
親元を離れて一人暮らししていた大学時代。
忙しかった部活動を引退し、反動で鬱病を発症。大学は1留からの中退。
逃げるように地元に戻りしばらく家事手伝いをしながら過ごしていました。
20代中頃は両親に頼み込んでWEBデザインの専門学校に通っていましたが、就活のタイミングで鬱病が悪化、統合失調症と診断を受け入院することに。
もちろん就活は失敗に終わります。
その後はクリニックで紹介された就労移行支援の施設に通い、パートアルバイトの仕事に就くことができ、なんとか少ないながらもお金を稼げるようになりました。
やることなすことうまくいかず、何者にもなれず、ただただ漠然と焦る日々でした。
彼氏がいた時期もありましたが、大体愛想をつかされて別れることが多かったです。
このままじゃヤバいと思って婚活をしていた時期もあったけれど、いい人とはめぐり逢えず。
友達を作るのも続けるのも下手で、学校に通っていたころの友達とは気が付くと疎遠になって、リアルで会える友達はゼロでした。
オンラインゲームとの出会い
いわゆるアラサーと呼ばれる歳にさしかかった頃、YouTubeでたまたま見かけたとあるアニメの主題歌の動画に惹かれて、そのアニメ本編を見たらドハマり。調べてみると原作はオンラインゲーム。
ハマったアニメはもう放映終了していて公式からの供給は望めません。
オンラインゲームにはあまりいい印象はなかったのですが基本無料の言葉を信じて思い切って遊んでみることにしました。
遊んでみると思った以上に面白く、そのままズルズルとオンラインゲームの沼に落ちることに。
マンガを読むしか楽しみがない退屈だった毎日がゲーム中心の生活に変わっていきました。
オンラインゲームが自分に教えてくれたもの
相変わらず先行きが見えない現実に不安はありました。
でも睡眠時間を削りながらもゲームで遊び、界隈の住民とTwitterで交流したり、10年ぶりにお絵描きを再開したりと夢中になれることができたおかげで、前よりも毎日が楽しくなったように感じます。
現実逃避と言えばそうだけど、その時の自分にとっては心のよりどころでした。
そんなある日、自分は1つ新しいことを始めることになります。
ブログの楽しさを知る。
自分がハマったオンラインゲームは韓国産のゲームで、日本の公式の情報だけでなく韓国の情報を仕入れ攻略記事を書いているブログがちらほらありました。
そのブログ記事を参考に情報交換したり、高難易度コンテンツを攻略しているプレイヤーも少なくありません。
そんな攻略ブログや、プレイ日記を公開しているブログを見ているうちに自分もブログをやってみたい!と思うようになり無料でブログが始められるサービスに登録、記事を書くようになったのです。
WEBデザインの学校に通ってた頃の知識と新しく独学で学んだことを総動員させてブログのテンプレートを自分好みのレイアウトにカスタマイズするのも面白くて、ゲームで遊んでない自由時間はほとんどHTMLとCSSをいじっては記事を更新するようになりました。
情報を発信するということとその代償
はじめはプレイ日記だけのブログでしたが、自分で韓国の情報を仕入れたり初心者のためのゲームプレイのコツをまとめた記事も書くようになると、それがきっかけでゲーム内でも自発的に初心者支援を始めることに。
この頃から掲示板で陰口を書かれたり、ゲーム内の全体チャットで悪口を言われたりと誹謗中傷を受けるようになります。
動画サイトでのゲーム配信中や、主催していたゲーム内のユーザーイベント中に嫌がらせを受けたこともありました。
人間は何歳からでも成長できる。
本当につらい時期でしたが、この経験は悪いことばかりではなかったな、というのが今になっての感想ですね。
というのも、誹謗中傷を受けるようになってから自分の中ではいい意味でだいぶ意識の変化があったからです。
一番の変化は自分や周りに誠実であることの大切さや、他人への思いやりや想像力の重要性をはっきりと理解できるようになったことでした。
そして、初心者支援を始めると決めたときに色々相談した友人の助言で知った「目的(コンセプト)のために何を使って(ツール)どのように(プロセス)行動するか(トライ)を意識する」という考え方もその後の自分の人生に大きな影響を与えました。
多分、こういう気づきって一般的にはもっと若い頃に経験するものなんじゃないかなって思うんです。
「もっと早く気付きたかったな……遅すぎたよ……」
と前述の助言をしてくれた友人にぼやくと
「死ぬまでそのことに気づかない人もいるんだし、経験することも気づくことも遅いとか早いなんてないよ。」
みたいなことを言ってもらえてとても救われたのを覚えています。
見てくれる人は見てくれてるから大丈夫。
誹謗中傷が続く中、それでも活動をやめたりそのジャンルから離れなかったのはそんな噂があっても変わらず遊んでくれるフレンドたちや野良パーティーの人たち、そしてゲーム内や記事のコメント欄で声をかけてくれるブログ記事を読んだ人たちのおかげでした。
その人たちのおかげで、「自分のしていることは、やりたいことは間違っていないんだ。」と自信が持てて、揺るぎない芯を持って活動できたと思っています。今でも本当に感謝しています。
旦那との出会いとジャンル移動
30代中頃、ブログや活動が軌道に乗ってきたある日、ゲーム内のとある野良パーティーへ参加した時に初対面のパーティーメンバーから
「あなたのブログのおかげで難しいコンテンツにも参加できるようになれました。」
と声をかけられました。
まさにブログを通して自分がやりたかった「初心者がこのゲームを楽しむきっかけになる」ということが実現していたということが分かった瞬間です。
泣きそうなくらいうれしかった。
生まれて初めて自分という存在の価値に気づけた気がしました。
その時に声をかけてくれたのが今一緒に暮らしている旦那です。
物事が進むときはあっという間
ゲーム内で出会った自分たちは、その後Twitterで相互フォローになり、偶然にも同じ県に住んでいることを知りました。
そして、たまに一緒に映画を見に行ったり県内のおいしいものを食べに行ったりするようになります。
向こうは「結婚はあきらめてる」と言っていたし、「あ、自分はそういう目で見られてないんだな」と、特に意識することなく友達として接していました。
そんな関係が2年ほど続いたころ、一緒に居酒屋で飲んだ帰り道で突然向こうからの告白。
不意打ちすぎてめちゃくちゃビックリしました。
ビックリはしたけれど彼は自分の価値に気づかせてくれた恩人ですし、2年間楽しく遊べた気の合う友人でもあります。
正直断る理由なんてありません。
そこからはもうあっという間でした。
付き合ってすぐ行った旅行先で今後のことを話し合い、結婚を前提にお付き合いするという事、お互いの両親と顔合わせをして許しを得たらお互い家を出て同棲を始めることが決まりました。
2人で暮らしていくにあたって、基本無料だけど強くなるためには毎月万単位で課金しなければならないそのオンラインゲームは、貯金のことを考えると続けられなくなります。
自分にたくさんの経験を積ませてくれて、たくさんの学びとかけがえのない思い出をくれたそのゲームでしたが、最後は消えるようにやめることになりました。
たぶん、あのやめ方はいろんな人の恨みや失望を買っただろうなと思います。
それでもあのときあのゲームから離れたのは間違いじゃなかったと今でも思っています。
そして現在は、同じオンラインゲームでも月額制で十分遊べるFF14に移り住んでのんびりと遊ぶ日々です。
前ジャンルの時のように攻略ブログを書いたりすることもなく、高難易度コンテンツに行くこともなくとも充実した趣味生活を送っています。
人生大器晩成!
だいぶ遠回りをしましたが、今の自分は間違いなく幸せだと自信を持って言う事が出来ます。
人生において失敗したと思った選択も結果も、全部全部今の幸せにつながっていました。
大学を中退しなければ専門学校に通ってなかったし、専門学校に通ってなければブログにこんなにハマらなかっただろうし、ブログやってなかったら旦那には出会っていなかったわけですからね。
記事の途中でも述べましたが、何事にも「遅い」ということはないのです。
「その時」があなたにとって適切なタイミングなんだから、卑屈になることも焦ることもありません。
自分らしく心に芯をもって生きていれば、見てくれてる人はいるし結果も付いてくると自分は信じています。
最後に。
両親には今まで本当にたくさんの心配と迷惑と負担をかけてきました。
それでも自分のことを見捨てずにどんな時も支援して見守ってくれたことには心から感謝しています。
だいぶ長くなってしまいましたがここまで読んでいただきありがとうございます。
久しぶりにこういう記事を書いて、やっぱり楽しいな~と再確認できたのでこれからのんびり好きなこととか思ってることとかを発信出来たらなと思います。