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続・パン用の小麦粉のはなし
小麦粉のことを
先日書いた記事の続きです。
ずっと小麦粉を知りたいと思いながら、
パンやお菓子を作っているからか、
出尽くしたと思っても、また
新たな発見があったりする。
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先にお断りしておくけれど、
例えば、みんなが知っているような
当たり前のことであっても、
それを自分の実感として、
「本当に、その通りだ。」
とか、
「みんなが言ってることと違うぞ!?」
と感じた事を、
"自分で発見したこと"と、
定義してます。
そんなこと、当たり前だろう、
と言う一般常識を、自分の行動で
実感して、身をもって分かる。
これが、自分の生きている醍醐味だし、
趣味を大事にしている所以だと思う。
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小麦粉を分かることが、生きている醍醐味
って前置きが壮大過ぎた…
以前、産直で購入した
こちらの小麦粉なのですが、
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小麦の原産地はカナダ、アメリカ。
『小笠原製粉株式会社』と言う、
愛知県の小さな製粉所で
作られたパン用の強力粉です。
この小麦粉の最大の特徴は、粒子の細かさ。
通常の1/10程度まで微粉砕していると言う。
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謳い文句はこうだ。
しっかり水分を抱き込みしっとり
老化が遅い(固くなりにくい)
水分は通常より3%高めに設定できる
パン生地の、冷凍・冷蔵が可能
小麦粉そのものは、シルクのようで、
手に触れている手ごたえがまるでない。
焼き上がってから、
ちぎって一つ食べてみる。
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気がつくと、少し腹が立っている。
まず、柔らかすぎて、千切れない。
生焼けかと思った。
ちぎる側も、千切られる側も、
柔らか過ぎて、指が食い込んでしまう。
さすがに、この感触は初めて。
食べてみる。
柔らかい。溶けてなくなる。
え?この小麦粉、凄くない!?
一番腹が立ったのは、
こんなにすごい小麦粉が、
何でこんなひっそりと売られているのか?
知られていないのか?
ってところよ。
小笠原製粉さんは、
地産地消を掲げているから、
私みたいな地元の小市民向けにひっそりと
売っているのかも知れないけど、
あまりにも、勿体ない。
調べたら、ネット販売もしてました。
他の国産小麦や、愛知県産小麦も
売ってます。
こんなたまげた小麦粉に、
また出会うなんて…感慨深い。
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これまで、
お菓子の小麦粉と、パンの小麦粉のことを
自分勝手に色々と書いたけれど、
間に受けないで欲しいのです。
私は、自分が使っている小麦粉を
オススメしたい訳ではなく、
ただ、発表しただけ。
責任取りたくないから、
そんな事言うわけじゃなく、
はじめにお断りした通り、
やっぱり
"自分で実感するか、しないか"
が、一番大事だと思うから。
もし、私の記事を参考にした方がいて、
私とは違うことを感じたとしたら、
それは物凄く素晴らしいことだし、
それこそが答えでしょ?
私だって、ネットのクチコミとか、
誰かの記事とか、動画とか、
いっぱい参考にはする。
なるほど!!と思う一方で
ほんとうにそうか!?
ともいつも疑っている。
答えは自分で出すものだし、
自分で出したものが、
つまり、答えなのです。
ちょっと弱気なことを
言わせてもらえば、
所詮、
好き勝手言ってる主婦の遠吠え。
わたしの遠吠えを読んでくださり、
ありがとうございます♪