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何か、温かいモノ。何か、甘いモノ。
朝起きてまず、
あれ?充電出来てない…
携帯電話であれば、
大元であるコンセントが
しっかりはまっていないことに
気がついたりするのだけど、
自分自身が、充電出来てない時がある。
年と共に、フル充電自体が難しいけど、
朝起きて瞬間に20%を切ってる。
(あくまでも、体感)
時々、急に、そんな日が来る。
そういう日は、
何も出来ないので、
何もしない。
それが、唯一で最良の対策。
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朝ごはんも、昼ごはんも飛ばして、
ただ、リビングで
寝たり起きたり(横になったまま)
意思を持って、一歩も動かない。
換毛期の柴犬の毛を、掃除機の代わりに
私が身をもって纏う。
主婦というのは、
こうして時々強制的にスイッチオフしないと
完全なる休みを過ごせない
生き物なのである。
そうこうしていると、
オットがコンビニでホットコーヒーを
買って来てくれた。
そう言えば何も食べてなかった。
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温かいモノと、甘いモノ。
普段も、私を満たしてくれるけど、
いつにも増して、沁みる。
お昼時、お腹が空いたオットは、
ひとりで静かに
カップ麺を啜っていた。
完全に私のことを放っておいてくれるのが
マジでありがたい。
昼をとっくに過ぎてから、
私もスープを出して来てお湯を注ぐ。
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我が家の備蓄食品は、
こんな非常事態でこそ活躍する。
また、補充しておかなければ…
夕方から、やっと活動出来るくらいに
充電が出来て、夕飯を作る。
あんなに寝たのに、
夜も寝る。
今日は、パンを焼こう。