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コーヒーに天使が現れる件

自分の中には、確かにある感覚だったけど、
人に話したり確認するにはちょっと…

そんな、コーヒーの話です。

ホットコーヒーは、熱いから湯気がたつ。
その湯気に、"湯気ではない何か"が
時々見える。

見えないものが見えるとかいう、
そゆのでは、なくてですね。

あえて表現するならば、
立ち上って消えていく湯気とは別に、

コーヒー表面ギリギリに、
細かい白いモヤみたいのが、
立ち上らないでうごめいている。

写真がなくて、
こーゆうの。って言えないのが
歯がゆい〜


初めてこの現象に出会ったのは、
24か、25歳くらい。
知人が淹れてくれたコーヒーだった。
(確か、どこぞやのコーヒーメーカー)

その時、初めてブラックコーヒーが
美味しいものだと認識した結果、

長年、自分の中では
その"白いモヤ"が出るのが、
美味しいコーヒーの基準だと思っていた。

でも、長年コーヒーを楽しむうち、
美味しいと思っても、出ない時、
イマイチと思っても、出る時、

そんな現象が増えていき、
あれは美味しさを決定づけるものでは
無かったのかも知れないと、
思い始めた…


この現象を調べてみたら、
面白い記事を見つけた。

コーヒーの湯気:水面に浮遊する微小水滴のダイナミクス

一般社団法人 日本物理学会

こんなタイトルであの湯気の正体に
挑んでいる。
(※物理学者による、歴とした研究論文なので、こちらにはリンク出来ず)

内容は、がっつり物理で❓❓❓ですが、
この現象が実在するものだと
分かってとにかく嬉しい。

この論文中に出てくる、

「茶碗の湯」 寺田寅彦著(1991年)

も、是非読んで見なくてはっ


そもそも、
あの白いモヤは、私の感覚的なもので、
誰かに話しても何のことか分からないと
思っていたので、そうではなかったのだと
安堵する。


でも、それならば、
こんなことは、コーヒー好きであれば、
当たり前すぎて話にも出ないくらい 
メジャーな現象だったりするのかも?

大袈裟に書いては見たものの、
逆にちょっとだけ不安になる。

ちなみに、ドリップしてると、
コーヒーの粒がコロコロと転がる現象が
(これも分かりづらい💦)
あるのだけど、
こちらは、

"コーヒーの妖精"

と呼ばれているようです。


家で、バゲットを焼いた時
オーブンから出してしばらくすると、

パチパチ パチパチ パチパチ

と音がすることがある。それを、

"天使の拍手"とか "天使の囁き"

とパン好きの間では言われている。

色んな条件が重なって、
上手く焼けた時しか聞けないので、
私は、本当にまばらな拍手を
たまに聞くくらい。

今日は現れなかった…


コーヒーの白いモヤも、
天使がパタパタ🪽しているような。

「あ、天使いる」

いつもそんな感情で見てる。

緑茶の茶柱的に、これからも
良いこととして

どこで飲む、
どんなコーヒーでも、
注目していきたい。


…と書き終わって尚、
これが戯言なのか
一般常識なのか気になる〜

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