瓶を、一生使う。
保存容器が好き。
詰替容器が好き。
そして、ガラスの瓶が一番好き。
キャニスターとかメイソンジャーなんて
オシャレな言い方もある様ですが。
市販のジャムとか食べ終わったら、
キレイに洗って、汚れとか匂いとか、
問題なく使えそうな時は取っておいて
しまっておいて、必要な時に使う。
母がいつもそうしていたから、
買うものだなんてとんでもなかったし、
それで事足りていた。
海外の保存食は、
プラスティックの容器とか、袋ではなくて、
ほとんどは、瓶詰めで売られていた。
ピクルスとか、フルーツはもちろん
ソーセージの酢漬けとか。
(缶詰も多い)
だから、買い物に行くと必ずありえない位
重たい。使い終わった後も嵩張るし、
分別も面倒だし。
何だかんだ、やっぱり日本て便利だな。
と思っていた。
大きなスーパーへ行くと、
シンプルな大量の瓶が激安で売られていた。
冬が長いから、保存食を大量に作る人向け。
そして、フタは、別売なのよね。
瓶は使い回すけど、
蓋は匂いや色がついたり、
密閉したものを一度開封すると、
もう密閉は出来ない構造のようで、
要するに、使い捨てらしい。
その時は、そんな文化に、
「へー、そうなんだ」
以上の感情など無かった。
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10年経った頃、母が介護施設に入所した。
もう使わないものを整理しようと、
戸棚を開けると、母にしては、
ちょっと可愛い瓶がいくつも出てきた。
そのまま捨ててしまうのも惜しくて、
持って帰ってきたのだけど、蓋が汚い。
瓶は、MADE in Italyと書いてある。
欧州で蓋が別売だったのを思い出して、
楽天で調べたら、売っていたのだ。
なんか、すごく嬉しくなって、
瓶の数だけすぐに注文した。
そうして、その瓶は私が引き継いだのは、
母が知る由もない。
KILNERという、保存容器のメーカーがある イギリス製だ。
可愛くて大きめなのを買ったけど、
使わなくて3〜4年経ってしまい
パッキンがスカスカになっていたけど、
こちらも、通販で買えた。
通販で扱ってくれているのもすごいけど、
メーカーが、ずっと同じ規格のものを
作り続けているからこそ、安心して使える。
新しいものは、どんどん出るけど、
こういうものに、とても惹かれるし、
価値を感じる。
こちらも、一時期、とても流行りました。
プラスティックの蓋が手軽で、
後から買い足したのだけど、
段々と、プラスティック臭が強くなり、
今は使っていない。
可愛いだけではなく、
ちゃんと使えば、脱気もできて、
常温で長期保存が出来るれっきとした
"保存容器"です。
私はやったことないけれど…
瓶が好きだ。
何か入れた時、いっそう輝く。
人にあげてしまうように、
100円ショップの瓶もあるし、
匂いや油を気にしないでいいように、
取ってある使い捨てて惜しくないものも
ある。
そんな訳で、
何かを保存するための瓶を、
保存しておく場所をかなり取ってしまって
いるのでした。
ミキサーも、部品を替えながら、
一生使うつもり↓