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ワタシの本の選び方。

少し前、自分が選ぶ本について、
あることに気がついた。

"ワタシ、黄色い背表紙を探している"


特に、準新刊、既刊入り混じる図書館は、
平積みもないし、情報は背表紙だけ。

特別に好きな作家さん、もなく、

とりあえず何か読みたい
そんな状況で、
それは無意識のうちに発動していた。


何回かこちらにも書いているけど、
元々本はあまり読まない。

年に何度か本を読みたい気分になると、
買ったり借りたりする。

でも、せっかく選んでも
途中で読むのをやめたり、
表紙すら開かない事だって多々ある。

でも。
ここ数年は、黄色い装丁の小説は、
ちゃんと読了している事が多いからか、
印象に残っているものも多い。


今日も、読まなかった小説を返却した後、
懲りずに小説コーナーへ行く。

本当に図書館というシステムって、
ありがたいなぁ、なんて思いながら。


色んな人に読み倒された本の存在感は、
本屋と少し違ってて、
これまで手に取った人の何かが、
感じられて、圧倒されそうになる。

もう、

【自分が黄色い装丁を選んでいる】

と確実に自覚をしてしまったものだから、
本当に、他の色の本が目に映らない。

このまま一生、黄色い本しか
選ばないのでは?

不安になる…

自分で選択するんだから、
どうとでもなるでしょうよー

一応、ツッコんでみる。


これって、"ジャケ買い"の一種なのかな?

(厳密には、借りてる本だけど)

意識してしまい、この始末


帰ってから、すぐに読み始めるのも、

実は黄色い装丁の本の特徴なのだ。
不思議。

松浦弥太郎さんの本、
立ち読みでパラパラ見たことしかなかった。

丁寧な生活、前向き思考的な、イメージしか
無かったけど、最初の話から
ポロポロ泣いてた。
(※ごく普通のエッセイです)


やっぱり黄色い装丁の本はイイ‼️



良いのか悪いのか分からないけど、

こうして、
秋の深まりと共に
自分の思い込みを、深めていくのです。

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