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夫婦の御祭神を知る

2012年8月、義兄の結婚式のため家族全員で日本に帰っていました。今考えても全員で帰ったのは後にも先にもこの時だけかも。貴重!

そして2番目に大切なのは八方除けの厄払い。私と夫は暦の上で厄年の前後に引っかかっていました。叔母がよくアドバイスを頂いている行橋の真言宗のお寺の正覚院へ。

今までに引っ越した家で色々あったことや(また書きますね)、私が実家の教会を継ぐ話を既にお話しているので話しが早い。今回は夫も一緒なので何だか楽しみ。彼は幽霊を見たことがあるのに、全く信じていません。それもすごい・・・。

厄除けや護摩焚きの他にも不思議体験をしてきました。前回ブログにも書きましたが、叔母が体験した御祭神を見る瞑想の部屋にも行くことができました!もうとにかくとにかく不思議な話。しかも夫婦揃って!

先に感動の護摩写真を2枚ほど。

護摩焚き
炎が不動j明王様?

人には皆仏様がついていてくださっているそうですが、どの仏様が管轄なのかを(担任や校長のようだそうです)知り、その仏様を奉ることで先祖全ての供養にもなると聞きました。神道の家だったため新鮮!

なかなか遠くにいてお墓参りや、それぞれの宗派でのご供養ができない現在の状況では御祭神を奉ることが必要かも。

既に不動明王様を御祭神としてみてもらった叔母が家族、そして教会のことでどんどん問題が解決し良くなっていくのを間近で見たこともありかなり興味がありました。

しかも今回は夫もいる。これは一緒に見てもらうべき。微妙に信じていない夫と叔母と一緒に冥想の部屋へ入りました。

お香の粉を手に乗せてもらい広げます。そして合わせた手をおでこの高さまであげて目を閉じました。すると和尚様がお経を唱えます。

「この者を守ってある方、どうぞ出てきてください。」

「お姿をこの者を使って現してください。」

のようなことを難しめな言葉でおっしゃいました。
すると、本当に驚くことに私の身体が揺れ始めます。前後に揺れつつも意識はしっかり。

おおおーきたーーーとびっくりしながら動きに身を任せます。和尚様がどんどん質問。

「お守り頂いている方はどうぞ姿を現し下さい。」

大きく揺れる私に

「あなたは厳しい方ですか?そうでしたら大きく揺れてください。」

小さく揺れる私。

「では優しい方でしょうか。そうでしたら横に揺れてください。」

横に大きく揺れる私。ここで何度かいろんな質問をされた後

「大日如来様でよろしいですか?そうでしたら大きく前後にゆれてください。」

かなり大きく前後に揺れる私。大日如来様って誰でしょう・・・。不勉強で申し訳ないです。

「教会に置いて一緒に御祭りしてもいいですか?」

それは違うと揺れます。

「ではオーストラリアで御祭りしたほうがいいですか?」

大きく正解と揺れます。ほほーーー。持って行くのね。

「では、持ち運びができる小さめのものでよろしいですね?」

大きく正解と揺れる私。小さめでよさそう、ラッキー。叔母の不動明王像が結構大き目なので心配してました。そこで色々とお供えの希望も聞き私の御祭神伺いは終わり。

なんと次は夫です。夫の御祭神を教えてもらう番になりました。

私も目を開けて夫と和尚さんに注目!

しかーし、夫にはどう言っても誰も降りてきません。3回くらい試みた後、すぐに私に目を閉じるよう言われ、夫が私の後ろに座るよう指示されます。私の肩に手をかけ、背中に頭をつける夫。何が始まるの?

そこで、和尚さんがかなりの力で夫の背中を叩きます。バンッと音が鳴っていたので痛かったはずwwwかなりの力です。

「この者を守ってくださっている方、どうぞこのご婦人にお入り下さい。」

あ、私ですね・・・。すると少し経ってゆっくりと私が左右に揺れ始めました。かなり静かに揺れています。私のときとまた違って不思議。そこで和尚さんが質問。

「今まで供養されていなかったのですね」

変わらず小さく揺れている私。違うみたい、夫のご家族が何かしら奉っていたらしい。御祭神ご存じだったんですね、ありがたい。

「あなたは厳しい方でしょうか。」

小さく揺れる私。

「優しい方であれば前後に大きく揺れてください」

前後に大きく揺れる私。またいくつか質問されて

「大日如来様でよろしいですか。よろしければ大きく前後に揺れてください。」

かなり大きく前後に揺れる私。

一人ひとり違うのに、私と夫は同じ仏様がいらっしゃるんだと静かに驚きました。すごい。このほかにもいらっしゃるようですが、主だった神様が大日如来様のようです。

「この者がお供え物なども用意して、きちんと奉ればこの者を守ってくださいますか。」

大きく揺れる私。和尚さんが小声で夫へ

「あなたがっちりしてるから後ろで奥さんを支えて」

と言っているのが聞こえました。夫が後ろに周ったあたりでまた仏様へお話。

「もし守っていただけるのであれば後ろに大きく倒れてください」

聞きながら、私が倒れるの?と思っている矢先にバタンと後ろに引っ張られる感じで倒れる私。その時、夫が「ふふ」とちらっと笑ったのが聞こえました。

ああああ、まだ信じてないわこの男。和尚さんもちょっと気になったようで

「まだご主人がわかっていないようです。わかるように、もっと強く後ろに倒れてください」

正座している私の膝上あたりを和尚さんが足で踏み固定していた理由がよくわかるほど、強い力で後ろに倒れました。

「まだ強く!」

えええええええええ、まだ強く倒れるなんて私大丈夫?普通から運動神経があまり良くなく腹筋も背筋も自信がないのですが私の力ではないからか、バタンと倒れては、自分で戻ります。驚き。そんな動きしたことない。

しかし動きがすごいので3度目くらいでわかってくれない夫へ、倒れながら「ちょっと・・・・!」と言ってしまいました。いやいやいい加減わかろうよ。すると夫も笑うのを止め「わかりました」とひと言。終わった後はすっきりでした。

これで2人で1つの大日如来様を奉ることで、ご先祖様達を供養することもできる。オーストラリアに持っていけるサイズのもので良いと言われましたが、きっと見つかるはず。

終わった後に、和尚さんに聞いたところ、正覚院の仏像をお願いしている高名な仏師さんのところにちょうどよさそうなサイズの大日如来像があり3日後に渡せるとのこと!

気になる金額も当時の私たち夫婦が出せる金額ぴったりだったのです。わー、見られてるな。そして本当に私たちと共にシドニーに来て守ってくれるんだなとわかり嬉しかったです。

神様・仏様は私のお財布事情まで把握されているらしい。これは叔母のときもだったのでびっくり。無理は言わないんだろうな。

次回に続きます。

※私の別スピリチュアルブログ(オーストラリアで気づいたこと、好きな事 )から加筆・編集しています。

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