ポストイットははのひ。
今日は母の日。
自分の親や義母に対するアクションは忘れないが、ついうっかり自分がハハとして受けるサービス・・いやちがった、感謝を・・いや、感謝のカタチを
受け取りそびれることがままある。
これは由々しき事態であると思った数年前のワタシ。
もともと我が家は、ポストイット過剰使用家族である。
特にワタシ。
なんにでもポストイットを貼る。
主に伝達事項に使うのだが、たとえば健康診断などで朝いちばんに検尿しなくてはならない家族がいたとしよう。
すると、該当家族の食卓の席に
「トイレに行った?!」
牛乳を取り出そうと開けるであろう冷蔵庫の扉に「まずはトイレ!!」
リビングのドアにも
「今日はボクの検尿日」(リズム感大事)
そしてトイレのドアにも
「けんにょーけんにょー!!」(絶叫型)
間違って便座に座ってからでも気づけるように、トイレのドアの内側にも
「まだ間に合う!!けんにょー!!!」
などと貼りまくる。
もはや該当家族じゃない人が、心を病みそうになるレベルである。
でもこの効果は絶大で、これを貼りだしてから、
「出ちゃったじょ~」と反省する家族はいなくなった。
すばらしい抑制効果である。
・・と、まぁ例を検尿にしたのがどうなのか、という問題はあるが、まぁそんな感じで、ポストイットを日常的に使用している我が家。
他の家族に食べられたくない食品なども、ポストイットに「食べちゃダメ!」などと書かれて、容器に貼られて冷蔵庫にインされてたりする。
ほら、翌日使おうと思っていたおかずとかさ、夜中にオットがうっかり酒のつまみとして消費したりするじゃん。
あれ、だめ。ゼッタイ!!やめてほんと(真顔)(´-ω-`)
それをやめていただくために、「食べちゃダメ!」と書いておいたりするのだが、時には文章を書くのが面倒くさくなって、
ただ一言「だめっ!!!!」とだけ書いておく日もあったりして
もはや何がだめなのか意味わからんという時もある(笑)
いろんな意味で、とにかく食べたらヤバイ。
なにかよくわからんけど、ダメ!!ゼッタイ!!という圧だけは感じるらしく、食べられてはいないのでこれはこれで効果はあるらしい。
そういうわけなので、母の日も同様に、数日前から、アナウンスを始める。
やはり事前に周知することが大事なのである。
とにかく家族の目につくところに、ポストイットにマジックで
「もうすぐ母の日」
「5/14は母の日です」
「お!来週の日曜じゃん、母の日!」
「まだ間にあう、母の日」
「おこころひとつ」
「はっはのひぃ~」
「感謝はカタチで」
「恥ずかしがらずとも」
などなど、謎の文があちこちに貼られる。
玄関のドアの取っ手近く(必ず触るから)
トイレのドア内側(座ると視線が向かうあたり)
バスルームの鏡
冷蔵庫の扉
・・・などなど。
最近のポストイットは、全面貼りタイプがあるので、ぺらっと落ちることなく任務を全うしてくれる。
すばらしい!!
こうして迎える母の日当日。
今年はワタシとワタシのハハ87歳との合同の「ハハの日杯」で、集まれる家族でご飯を食べることになった。
しかしワタシは知っている・・・
「合同」であるとは言え、
我がハハが「不動のセンター」であることを(笑)
「あ、あなたもハハだったわね!」ときっと言う(笑)
そしてまだまだセンターを譲る気が1ミリもないハハが頼もしくも羨ましい若輩者のワタシなのであった。
ババアイドルおそるべし。
もう父の日を祝うことができなくなったワタシは、せめて母の日を盛大にお祝いしたいなと思うここ数年なのである。
今年も元気でいてくれてありがとう(*´ω`)
ちなみに、ワタシが貼った母の日用のポストイットで、歴代で一番怖かった!と言われたのが
「ハハは ここに いる」
だったそうである。
いやいや、ホラーじゃないからな。(。-`ω-)
なんとなく毎日読むのが楽しみだなと思っていただける文章を書き続けたいです。チョコ先生は腎臓と膀胱にステントを通しており、てんかん発作もあり、さらに胆嚢液体膿腫で胆のうを摘出し、いろいろとオペしてる身の上ゆえ、いろいろともろもろと服薬や治療食などにお力添えをいただけると嬉しいです!