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石を持ってるよの話。

チョコの検診で病院へ行った。

待合室には小さな女の子が1人で座っていて、チョコはその子が気になるらしく、ワフワフと寄って行った。

女の子がチョコを指さして「この子、いくつ?」

と聞いてきたので

「12歳だよ」

答えると、

「お病気なの?」とかわいい「お」付けで小首をかしげる。


「うん、えっとね〜お腹の中に石があってね、それを先生に診てもらっているんだよ」

と説明したとたん、女の子の顔がぱあっと明るくなった。


そして、元気よくこう言った。

「あ!うちのパパもお腹に石があったんだよ!!」


・・・あ、それはもしや・・(;^ω^)


「でね!おトイレにいくと痛い痛いって言ってたんだよ!」

・・あ、間違いないですね・・(笑)


「でね!イタイイタイってパパが言ったら、ママが早く病院に行きなさいって怒って、病院に行ったら、お医者さんがお腹を切って石を出したんだよ!!」


・・・ご愁傷さまでございました・・(>_<)


そしてしばらくして診察室から出てきたママが、ムスメと話しているワタシに「あらすみません〜!相手をしていただいて〜!」と会釈をしてくださったので、

心の中で(あ、こちらが「早く病院に行きなさいっ!」って怒ったママですね・・と思いつつ)(笑)


「いえいえ、ご主人さまの結石のお聞きしていたところですぅ〜」

と答えたら、え?!?!って顔して大笑いして

「やだー!この子そんなことお話ししたんですか?!」というので

「うちの犬のお腹の中に石があるんだよと言ったら、パパもあったんだよ!って教えてくれました〜(笑)」


ムスメによる、まさかのプライべート大暴露。
しかもたぶんママが思っているよりかなり詳細に(笑)


そういえば、うちのムスコも小さい時は恐ろしくおしゃべりで(たぶんあの頃に一生分喋り尽くしたんじゃないかと思うほど、いま会話省エネ男)
、従って我が家のプライベートはかなりの頻度で周囲にモレモレだった。


今思うとこわいわ〜!


しかも言葉足らずだから、ん?という内容で伝わることもあり、もはや伝言ゲームで尾ひれ背びれ胸びれつきまくり!!

後からママ友から聞いて、えええ?!なにそれっ?!ってこと、たくさんあったなぁ。


そのあと、その女の子のママは「もう本当に大変だったんですよ〜!痛い痛いってうるさくて!」って事の顛末を話してくれ、
結果、男の人は痛みに弱い、ということを強く主張なさって(完全同意)、じゃまた〜ってさよならした。

いやーチョコの石の話で、他人のご主人さまの結石騒動を聞くことになるとは・・(笑)

チョコ、石持ち経験のお友達が増えたね!
あ、おじさんはもう持ってないみたいだけど、チョコはまだたくさん持ってるもんね〜(´-ω-`)


「もってるですっ!!あげないですっ!」

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そ、そうね‥(´-ω-`)


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Miekaru
なんとなく毎日読むのが楽しみだなと思っていただける文章を書き続けたいです。チョコ先生は腎臓と膀胱にステントを通しており、てんかん発作もあり、さらに胆嚢液体膿腫で胆のうを摘出し、いろいろとオペしてる身の上ゆえ、いろいろともろもろと服薬や治療食などにお力添えをいただけると嬉しいです!