お皿、割れた(らしい)。
まんまのタイトルではじまった本日のnote。
そう、お皿が割れた(らしい)。
らしい、ということは、つまり割ったのはワタシではないということである。
では誰が割ったのか?ということになるが、
誰が割ったのでもない(らしい)。
なんの禅問答か、という感じであるが、ことの発端はある日の昼過ぎ。
オットが、顔中に「やばい」をみなぎらせてワタシの部屋にやってきた。
「どした?」
「あのさー、びっくりしたんだけどさーお皿が割れたんだよ」
「いや、割ったんでしょ(笑)」
「いやいや!勝手に割れたんだよ!!」
・・・この時点で怪しさ150%超えである。
ついに「ボク超能力が使えるんだよ!」とか言い出しそうな雰囲気である。
大体なんでお皿が勝手に割れるのよ・・もう少しましな言い訳があるでしょーよと思いながら
「・・・勝手に、とは?」
と尋ねてみる。
するとオット、必死な感じでこう言うのである。
「置いてあったお皿をさ、持ち上げたら、真ん中からぱりん、って二つに折れたんだよ!何もしてないのに、いきなり折れたんだよ!真っ二つ!!!!」
BGMは、アナ雪の 🎵生まれーてーはーじめーてー、一択である。
あまりに必死な言い訳・・じゃなかった状況説明に、流石に嘘をついているとは思えなかったので、勝手に割れたお皿を見に行くことに。
すると、本当に綺麗に半分からぱりんと割れている!!
上に乗っていたお肉が、所在なげに片面のお皿にしがみついているではないか。根性のあるお肉でよかった。
「うわー本当だー!」
「だろっ?だろっ?俺じゃないだろっ?!」
オットの考察によると、すでにヒビが入っていたところで自分が持ち上げた衝撃で割れたんじゃないか、と。
別に「あなたが割ったのね~」とは一言も言っていないのに、なぜか
「犯人は俺じゃない」ということを必死にアピールするオット。
え?割ったからと言って、責め立てるほど、ワタシそんなに怖くないけど?
なんかワタシ鬼嫁みたいじゃん・・笑
・・・とここではっと気づいた。
オット、このお皿をとても高価なものだと思っているのでは?!
以前同じシリーズのお皿を割ったことがあるオットは、そのときワタシががっかりしていたのを見て、
「このお皿は、ツマのお気に入りの高価なお皿だ」
と認識したらしい。
しかーし、残念ながらそれは妻の「お気に入り」ではあるが「高価」ではないのである。
たまたま色と形が好みだったので、深皿やら平皿やらボールやら、シリーズで買い揃えていたものであった。なのでオットも、あぁツマはこれが好きなんだなというのはわかっていたのだろう。
ワタシのことだから、きっと購入した時に「これいいでしょー!!」と盛大に自慢したに違いない。うん、それには自信がある。
というわけで、以前割ってしまったその時にも、オットには「大丈夫!高価なお皿じゃないよ」と言ったはずだが、オットの脳内では「やばい」という情報が強くインプットされてしまっていたらしく
そんなわけで、今回も勝手に割れたお皿を目の前に、激しく動揺してワタシに報告しにきたという顛末らしい。
今回も「大丈夫だよ」というのに、やばやば俺やば!となっていた。
ツマのお気に入りの高価なお皿。そーそーえくすぺんしぶ。
うーん・・・まぁもうめんどくさいからそのままにしておこっと(*´ω`*)
なんとなく毎日読むのが楽しみだなと思っていただける文章を書き続けたいです。チョコ先生は腎臓と膀胱にステントを通しており、てんかん発作もあり、さらに胆嚢液体膿腫で胆のうを摘出し、いろいろとオペしてる身の上ゆえ、いろいろともろもろと服薬や治療食などにお力添えをいただけると嬉しいです!