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寄り添いのリレー、家族でなくても乳がん治療中に


この夏を過ぎると乳がんから2年が経過をする。もう2年、まだ2年。


家族ではないけど寄り添ってくれた


スープ作家有賀先生の食のイベントで出会って、昔のTwitterでつながった人がいる。
乳がんを経験をしていて、声をかけていただいたのだと思う。



その食のイベントの時はまだその友人は海外で暮らしていた。ちょうど日本に帰るタイミングと私の乳がんの発覚はほぼ同じ時期であった。



突然の乳がんは不安で不安で



2022年5月頃から異変を感じ、検査を経て8月の初旬にとうとう乳癌と宣告された。

癌家系だから、きたかと思ったりもしたけど、やはりそこは癌、調べるうちにどんどん不安はつのる。

日本に戻ってきた時にお目にかかった。noteを書くのを勧めてくれたのもその友人。


この本もプレゼントしてくれた。

『人生はニャンとかなる』



LINEを交換して、いつでも不安を投げていいからと言ってくれた。



それから私は手術になり放射線治療へと続き、ずっと不安なことや状況にLINEで寄り添ってくれた。


息子も通院や手術立ち会い、家族として寄り添ってくれてありがたい。ただ癌の経験者ではない。


死にも至るかもしれない病にかかったことはない。



体の痛手もそうだけど、心のケアはやはりそれを経験した人が頼りになった。



時には自分とは、全然違う視点で
アドバイスを言ってくれることもある。



同じ考え、意見ばかりがいい訳ではない。

そうか、そんな考えもあるよね、
発見や気づきがあった。



経験者の寄り添いは心強い


あの時、寄り添っていてくれてどんなに不安がやわらいだかを思い出している夏、もうすぐ2年。


手術から放射線治療、抗がん剤を受けるのか受けないのか迷う時期もあった。


次々決めないといけない治療の選択。本を読んだりブログやnote、一方通行ではない、不安の吐口を持てた私はしあわせもの。



これからもまだまだ診察や検査は続く。付き合いは長くなる乳癌の経過観察。

検査が近づく度にや左胸や肩が痛む度に、大丈夫かなと不安になる。経験者はそんな感情をも理解してくれる。

寄り添ってくれるのは家族以外にもいる。



病気だけでなく、人生少し長めになりつつなってきた経験で私も未来の誰かに寄り添うことができたらいい。


寄り添いのリレーとして。


ありがとうございますと何度も言いたい。どれだけあの時の不安がやわらいだかを。


最近送付をしてくれたひまわりの風景の写真を使用しました。

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