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これから始まる乳がん治療でキッチンや暮らしを考えてみる

まずキッチンの話から


なかなか良くならない、坐骨神経痛
時々張ってしまう術後の肩、腕。
キッチンに長く立つのが時々つらい。

スープ作家の有賀薫先生のミングルがいいなぁと常々思う

有賀薫さんのミングルは
私の理想なキッチンスタイル

それはメインキッチンの他に、まるで囲炉裏のように95センチ角のテーブルにIHが埋め込まれ、丸いシンクも付き、さらに下には食洗機があるキッチン。

お母さんまたは誰かがひとりだけがキッチンに立つから、みんなが参加できるキッチンへとの願いがある。

昭和の私たち世代は『男子厨房へ入らず』などの言葉もまだ聞かれていた頃。

平成、令和になりそんな言葉はとんと見かけない。

時代が変われば価値観だって変わってくるもの。

アイランドキッチンが出てきた頃から、みんな参加型が増えてきたように思う。

アイランドキッチンは
みんなで作れる

作るだけでなく、そこに囲炉裏のような場所があれば楽しそう

生活が変わり、働く主婦が多くなり、食の在り方もまた多様化してきた。
作り置き、時短、レンジ料理や調理家電、冷凍食品の選択肢もある。

シニア世代、ケガや病気で思うようにならない体になった時のキッチン

私の場合で考える。
洗う、切る、調理と作業をキッチンの中でほとんどを済ますことが多く、長く立っていると度々休憩しながら作ることになる。

しゃがむことも容易でなくなり、キッチンの収納もゴールデンゾーンに集約したい。

ある週末、リビングセンターOZONのセミナーがあった。

『この先の理想のキッチンを考える』

未来はこうなって来る!

大江戸線、都庁前で降りる
いつも見上げてしまう都庁
リビングデザインセンターOZONEのあるビル
セミナーは有賀薫さん、樋口直哉さん進行役の平井巧さんの
クロストークイベント


ふんふん、そんな方法や考え方もあるなって気づきが多かったイベント。

例えば樋口さんのキッチンは、対面型とは別に大きめな作業台がある。
洗うこと・切る、下ごしらえの場所を明確に分けてそれから調理へと作業を分ける。

そのように作業を分ければ、うちの場合は下ごしらえと調理をテーブルのIHでする。

広めのダイニングテーブルに
2口のIHを置いている

素材を洗う、切る作業はメインキッチンでとする分けて考えればどうか。

そうすれば長く立つ時間も半々くらいになるかもしれない。

一昔前のカウンターキッチンのわが家は収納がカウンタートップにあるので自然光が入りにくい。
自然光のあるキッチンに憧れる。

自然光があるだけで料理欲が出そうだし、料理をおいしく見せてくれる。

明るいキッチンは
料理もしやすそう


席に座ってスプーンやお皿が欲しくなるとぐるっと回り込まないと食棚までいけなくて同線問題もまたある。

カウンター下の有効活用が、便利になるかもしれない。

テーブル奥の棚がうまく機能していない、使いたい物をここに置かねばならない


今あるカウンター下の棚はあまり使用しない炊飯器、調理器具、瓶などがあり、いい場所を不要なもので占めているのに気づいてしまった。

まずここを活用して、うちのミングルをもっと使いやすくしたい。

まぎれるんじゃないか作戦だ!


治療が始まると休職しようと思うので、これから始まる体の不具合を忘れるためにもキッチンや他部屋の使いやすい工夫を考えることを課題とした。

うちのミングルを作るよ!


治療と別になにかやること、やりたいことを同時進行が良いのよ、と乳がん先輩にアドバイスをもらった。

具合はどのくらい悪くなるのかわからない


これは放射線治療や抗がん剤をやってみないとわからないもの。個人差があるものだから。

蒸す、焼くはここで座りながら。

食べることの好きな私は、冷凍食品なども活用しながら、楽するキッチンで作りながら、シンプル料理を食べ続けていきたい!

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