定年再雇用のやめ時と働き方
4月になり、部署も新入社員と新体制になるとホームページに掲載されていた。
定年再雇用私の働き方
4月に63歳になる私は再雇用3年生。ちょうど定年を迎える時にコロナが流行り始め、まもなく会社はテレワークを取り入れ、ちょっと今どきになった。
そうでなければ、以前は60歳になったら週5出勤とフルタイムで働くのは体力的に無理だと感じていた。
テレワークは週2回ある。出社日は週3回になる。
このくらいの割合が理想的である。
それでもだんだんとへたばり始めている。拘束時間が長いと感じ始めた。
定年再雇用の65歳までの延長は部署の女性では初めての人。
給料は約3/5となった。
ボーナスは1/3くらいだろうか。
年収での契約なので約0.65になった。
ちなみに3年間は1円も昇給はない。また会社規定が変われば変更もあるかとは思うけど今のところは据え置き。
契約は1年ごとの更新。
業務は今までの仕事と何ひとつ変わらず。
心の中ではやってられないよー
と叫ぶときは多々ある。
今までの人の働き方
男性二人が私の前に定年再雇用となって働いていた。土日も働いていたりもあったし、(代休は取れる。)担当数もかなりあってやはりへとへとしていた。
だからか65歳の再雇用の期間が終わる時にとてもうれしそうな、やりきったと言うより、ほっとしてやっと解放されたような顔をしていた。
そしてその人たちの補充はなく、残されたその部署の人はやはりきつそうだ。
これからの働き方は
ちょうどあと3年で還暦を迎える女性に声をかけられた。
体しんどくない?いつまで働く感じなのか問われた。
このままの仕事では自分は再雇用を考えられない。体が続かないと。トップが変われば、テレワークもなくなるかもしれない。
2025年4月からはまた制度が変わり定年も65歳にもなるかもしれない。
他の部署はほぼ毎日出社になった。
テレワークを続けている部者の方がめずらしくなっている。
昭和から抜けきれない上層部はまだまだたくさんいる。
子育て世代の女性たちはテレワークがなくなるときついと言って辞めていく女性がけっこうな数いると聞いた。
コロナが5類になろうと子育てのワーママたちは何も変わらない。
テレワークを導入しない会社はまず入社も迷うだろうし、子育て終わればまた介護だってやってくる。
国は65歳までの働く機会を会社に要請した、年金支給の引き上げにより。その後の会社の再雇用の働き方を考えきれない企業や部署が多いのだろう。
続けていくモチベーションも体の負担もあり、質の悪い働きになってしまうのかもしれない。
企業や部署はどんな仕事をどのくらい担当するのか再雇用枠の人と話し合いも必要かと思う。
だましだまし続けるのか、まずは時短の道を選ぶのか考える春。
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