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『21 Lessons』から読み盗った3つのこと

みなさん、こんにちは。

今回は『21 Lessons』(ユヴァル・ノア・ハラリ 著 / 柴田裕之 訳) から読み盗りました。(「能動的な読書」を目指しておりますので、「読み盗(と)る」というアグレッシブな言葉を使わせてもらっています。)

本書の概要

タイトルの通り、21のキーワードについて著者が見解を示しています。21項目と少し長いですが、説明のため目次を引用します。

1 幻滅 先送りされた「歴史の終わり」
2 雇用 あなたが大人になったときには仕事はないかもしれない
3 自由 ビッグデータがあなたを見守っている
4 平等 データを制する者が未来を制する
5 コミュニティ 人間には身体がある
6 文明 世界にはたった一つの文明しかない
7 ナショナリズム グローバルな問題はグローバルな答えを必要とする
8 宗教 今や神は国家に仕える
9 移民 文化にも良し悪しがあるかもしれない
10 テロ パニックを起こすな
11 戦争 人間の愚かさをけっして過小評価してはならない
12 謙虚さ あなたは世界の中心ではない
13 神 神の名をみだりに唱えてはならない
14 世俗主義 自らの陰の面を認めよ
15 無知 あなたは自分で思っているほど多くを知らない
16 正義 私たちの正義感は時代後れかもしれない
17 ポスト・トゥルース いつまでも消えないフェイクニュースもある
18 SF 未来は映画で目にするものをは違う
19 教育 変化だけが唯一不変
20 意味 人生は物語ではない
21 瞑想 ひたすら観察せよ 


では、『21 Lessons』から読み盗った3つのことを書いていきます。

まず1つ目は、

①適応するために学び続ける

ことです。

キーセンテンスを引用します。

最も重要なのは、変化に対処し、新しいことを学び、馴染みのない状況下でも心の安定を保つ能力になるだろう。

専門性を手に入れれば一生ご飯が食べられるという時代は過ぎていて、変化への「適応性」が求められているということかと思います。また、「適応性」以外にも

クリティカルシンキング(批判的思考力)
コミュニケーション(意思疎通力)
コラボレーション(協働性)
クリエイティビティ(創造性)

などが大切だそうです。

適応するために学び続けるべし と読み盗りました。


続いて2つ目は、

②人々は信じたいものを信じてきた

ことです。

イスラム教には不変のDNAなどない。イスラム教徒とは、イスラム教徒がどのように考えるか次第なのだ。

人類の歴史は、信じたいものを信じてきた歴史である と読み盗りました。


最後に3つ目は、

③瞑想

です。

21番目、最後のテーマが瞑想です。瞑想について、著者の体験が述べられています。

瞑想は現実からの逃避ではない。現実と接触する行為だ。私は毎日少なくとも二時間、実際に現実をありのままに観察するが、残る二二時間は、電子メールやツイートの処理やかわいい子犬の動画の鑑賞に忙殺される。

一日2時間以上費やしてもいいくらい、瞑想には価値がある。(にしても、子犬の動画観てるのかわいいですね。。)一方で、

瞑想が世界のあらゆる問題の魔法の解決策になるなどとは、私は断じて思っていない。(中略)人間の心の謎と取り組むときには、瞑想は万能薬ではなく、科学的な道具箱に追加する貴重な道具と見なすべきだ。

とも述べられています。

「自分にフィットするやり方を見つけてください、私には瞑想がしっくりきています。」というアドバイスを読み盗りました。


まとめ

『21 Lessons』から読み盗った3つのこと

① 適応するために学び続けること
② 人々は信じたいものを信じてきたこと
③ 現実を知りたければ瞑想をすること


最後までお付き合いいただいて
ありがとうございました。
では、またです。

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照峰直伸(Terumine Naonobu)
貴重なお時間をありがとうございます。よき時間となりますように。