「手紙屋」蛍雪篇:勉強は自分を鍛える道具の一つ。勉強の目的は、①自分を磨くため、②人の役に立つため。やり遂げる意志、理想の想像(創造)、覚悟があって行動につながる。やるべきこと=未来の自分が今の自分にやってほしいこと。人への興味が教科への興味へ。帰宅後最初に座る場所で人生変わる。
「家で死のう!」:医療は発達した。しかし、心臓を止めるまでを長くすること「延命至上主義」が行き過ぎている。無理に生かされた患者も残される家族もしんどくなる。過度な延命治療をやめて、自宅で死を迎える選択肢を提案する。そのためには、残される側に死を受け入れる勇気が必要である。
「うつ病の認知行動療法」:目の前の出来事を悪いように考えるクセ(表情から深読みして機嫌が悪いと思う、過去の嫌な出来事が再発すると思い込むなど)に気付く。そう思った根拠とその反証(思い込みが違うとしたらどうか)を書き出す。自動思考が役立つ場合もある。力の出し入れが大事である。
「幸せになる勇気」:教育の目的は「自立」する環境づくり。自立:自分の価値を自分で決めること。自立のために、尊敬(無条件に相手を信じること)と共感(相手の関心に思いを寄せること)が必要。臆病も勇気も尊敬も伝染する。すべての悩みも喜びも対人関係による。相手を愛することから始めよう。
「リーダーの仮面」:いい人になろうとしてはいけない。感情を横におく。感情を出すのは結果の後。ルール:責任の所在や期限など明確に。位置:お願いはNG、役割の違いの認識。利益:いい緊張感をつくる。言い訳スルー。結果:結果のみで評価。的確に言語化して詰める。成長:人は経験でのみ変わる。
「具体と抽象」:抽象化(過去の出来事の観察→幅広く適応)、具体化(抽象化→未来の出来事の予測)。抽象化はWhy、具体化はHow。具体的な自己紹介が深く刺さる。「おにぎり買ってきて」から「小腹がすいている」を想像できるのが抽象。抽象がわかる人とわからない人では見える景色が違う。