哲学のテーマパーク:哲学堂公園
東京都中野区にある哲学堂公園。
小さいころは当たり前に訪れていた公園だが、大人になってとても個性的な空間だと気づいた。
昨日散歩がてら撮影した写真を交えて、ご紹介しよう。
創設者は哲学者の井上円了。東洋大学の創立者としても妖怪学博士としても有名である。
哲理門
入り口の右側に天狗。
左側に幽霊がいる。子どものころはここが本当に怖かった。
六賢台
公園で一番目立つ塔。
建物の横にはそれぞれ説明があるので読んでみる。
ここには、聖徳太子、菅原道真、荘子、朱子、龍樹、迦毘羅の東洋の賢人6人が祀られているそうだ。
四聖堂
入って正面にある四聖堂。全ての面が正面となる。
井上円了が、ソクラテス、カント、孔子、釈迦を祀ったここを建設したのが、この公園のはじまりとWikipediaに書いてあった。
宇宙館
哲学上の講話や講習会を行うための講義室。横に幽霊梅が植えられている。
絶対城
図書館。中に入れないのが残念。
三学亭
三角錐の築山の上にある建物。三角尽くしの看板があった。
上から見た景色はこんな感じ。左手が四聖堂。
妙正寺川沿いに下ってみよう。
下田橋バス停側の入り口で、七十七の名所が確認できる。
この季節なので、梅林へ。
梅林
この梅林の奥にある『哲学の庭』は撮影禁止のため、一つひとつの彫像を眺めてきた。
彫像の作者は、ハンガリー出身のワグナー・ナンドール(和久奈 南都留)。
哲学堂のHPの『哲学の庭』はこちら
上記のページから、他の施設の説明を読めるので、ご興味のある方は是非。
中野通りから新青梅街道の道路沿いも含めて、哲学堂公園も桜の名所としても知られている。
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最後までお読みいただきありがとうございます。