データベース探し:: AI作画レシピ帳作り
最近データベースを探し始めた。
AI作画の為にインストールしたStable Diffusion 関係の情報が多くなった。
単なるメモ帳程度では収集が付かなくなっている。
何を入れるのか?
呪文と呼ばれるプロンプト、つまりAIに描いてもらいたい文字列 や、
その結果、描かれた実際の絵、その時に使用したモデルの絵やその詳細などを保存しておきたい。もちろん、単なる保存では無く、再利用するためにだ。
インプットしたものを必要な時にアウトプット出来る様にする。これはデータベースの基本である。
しかし、求めている内容はそれほど高度なものではない。作画をする時に適切な指示が出せるようなデータを表示してくれれば良い。
リレーショナルデータベース、と言うものがある。複数のキーで各情報をつなぎ合わせて求める情報を現す。例えば、給与明細や請求書などのシステムを構築する時に使う。
そのむかし、アシュトンテイトの dBASE Ⅲ で請求書発行システムを構築したが、そんな複雑なものは必要無い。データ同士の関係性は特に必要無く、検索して求める情報が出てくれば良いのでカード型のデータベースで良い。
が、探してもその昔あった「ザ・カード」というソフト、もう店じまいぎみだし、昔一時使った管理工学研究所の「桐」もいいなあ、と思いアマゾンで見ると、5万円 かぁ、と指をくわえてモニターを眺めるだけ。表計算とカード型をあわせたようなソフトでスピードがめちゃくちゃ早かった。
基本、もうプログラムは組みたくないので製品になったものをいろいろと物色した。驚いたことにカード型データベースソフトが意外に少ない事が判った。
データベースに関するネットの記事を見ても、いまいちコレっていうソフトが見つからない。でも、記事の中には、oneNote を紹介しているところもあった。
以前使ったときは、モッサリした動作で、一体何を目指しているのか不明なソフト、という印象をもっていた。
ものは試し、久しぶりに oneNote をインストしてみると、ものすごく軽い。
そして使い勝手が良さそうなので試しにデータを幾つか入れてみた。
基本ノートなんだけど、図や写真、音声データなども扱えて検索も優秀。
昔の先入観があったのでびっくり。
ある程度分類項目は作ったけど、とにかくコピペしてデータを入れるだけ、あとはAI作画時に適切なプロンプトなどを表示させるだけである。
AI作画におけるプロンプトは、追求していくとかなり複雑になり、頭の中で覚えておける範囲外の量である。一文字入るか入らないかで作風もかなり変化する。それをコントロールするために膨大なレシピ帳が必要となる。
このソフトのさらに素晴らしい点は、スマホとデータを連動出来る事だ。
特にデータベースソフトの重要な点は、大量のデータをインプットした時、ちゃんと仕様書どおりの動作ができるのか ? という点である。
大量のデータがインプットされていても動作が軽く、データが飛んだりしない、という点が一番重要なのである。実際、コレばかりは、使って見なければ判らない。
まぁ、無料なのであまり高望みはしない。