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【心】助けに行った家族が溺れるな~休職中の夫との距離、自分ファースト

今回は精神疾患や介護で大変な思いをする家族の方へのメッセージを、体験談を交えて紹介します。
音声で聴きたい方はstand.fmへ。
文字起こしをAIで記事にしてもらいました。

精神疾患を抱える家族との生活

私自身、今夫がパワハラで休職しており、とても不安定な状況です。
夫はそんなにひどい方ではないと思うのですが、やはりずっと家にいると色々思うところもあるようです。
一方、私は一家の大黒柱になっているわけなので、仕事を休むわけにもいかず、会社に事情は話しつつも、普通通りに働いています。

同僚からの心強いアドバイス

隣の席の人が精神障害者雇用の方なのです。
彼は体調不良でよく遅刻するのですが、欠勤は少ないです。
そして、ちゃんと働けるときは、仕事ぶりはとても正確。
頼りにしています。

私の夫が休職になったことをみんなで話した時に、その方が声をかけてアドバイスをしてくれました。
「水難事故と一緒で、助けに行った人が絶対に溺れちゃいけません。」
「昨年、弟さんのことで大変だった時は、夫さんが味方になって2人で戦えたと思うけれど、今回は私が1人で戦うことになるから、絶対に溺れないように気をつけてください。」
「自分はほかの人よりは精神疾患のことに詳しいと思うから、なんでも言ってください。相談に乗ります。」

この言葉に、今でも助けられています。
弟が結構厄介な精神疾患を持っており、去年大変だったんですよね。

自分を第一に考える重要性

精神疾患だけでなく、介護や発達障害を抱えるお子様の場合も同じです。
とにかく、自分を1番に考えてほしいと思います。
絶対にあなたが一緒に溺れてはいけません。
どんなに冷たいと思われても、まずは自分です。

夫が不安定で私に飛び火しそうになったら、距離を取ったり、自分のメンタルを整えることを優先します。

家族会での支え合い

弟の病気のため、オンラインの家族会に入っています。
ボランティアで係をやっています。
そんな中でもお話ししたことがあります。
家族会では、お母様の立場の方で、お子様が当事者の精神疾患を持っている方がいました。
お子様の言動にお母さんが振り回されて精神的に不安定になっていました。

オンラインの家族会なので、岸に引っ張り上げるとか、具体的に手伝うことはできませんが、私たちは溺れないように心の浮き輪を投げたり、心のライフジャケットを投げたりして、そのお母さんが沈まないように背中を支え続けます。
一緒におぼれないで、と彼の言葉を伝えたところ、響いたものがあったようです。


強い人の精神疾患への対応

最近はうつ病などが普通に認知されるようになりました。
うちの夫もとても強い人なので、こんなことになるとは思いませんでした。
逆に、強い人だからこそ、今の接し方がわかりません。
今も強い口調で言ってきたり、いつもと反応が違うことがあり、その見極めがとても難しくて、私もダメージを受けます。

最後のメッセージ

でも、絶対に溺れてはいけない。
それを心に留めて対応しています。

同じようなことで悩んでいるご家族の方がいたら、溺れないように、まずは自分が浮いていられるよう、自分を最優先に守りましょう。
それは何も悪いことではありません。
自分の最低限を満たさないと、周りに手を差し伸べられないのです。
自分にも言い聞かせながら、このブログを書いています。

いいんです、自分ファーストで。

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