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心の資本「PsyCap」を高めるために

仕事において「身体が資本」と言われるけど、「心も資本だよね」という話題を最近繰り返し聞いたり話したりしました。

心の資本はというテーマは Psychological Capital (PsyCap)とも呼ばれて注目されてるらしい。

PsyCap の構成要素はHEROの4つ。

・Hope(希望):目標に向けて解決の道を見つける力
・Efficacy(自己効力感):自分の能力・貢献に対する自信
・Resilience(レジリエンス):困難を乗り越えられる自信
・Optimism(楽観性):物事の明るい面を見る前向きさ

これらが高いと、新しいことに挑戦するエネルギーに満ちている状態であると言えます。

反対に、Hopeが低いとすぐにあきらめてしまい、Efficacyが低いと遠慮がちに、Resilienceが低いと打たれ弱く、Optimismが低いと悪い予想ばかりしてしまう。

余談ですが、HとO、そしてEとRには相関が見られるそうです。確かにそんなかんじがします。

PsyCap の高め方はいろいろありますが、①お祭りやスポーツイベントのように地域や社会全体の PsyCap に影響を与えるものや、②社内の1on1などのように制度化されたもの、③コミュニティのなかで生まれるカルチャーのようなもの、④個人の日々の工夫、といった感じで分類できそう。

心の資本「PsyCap」は無理に高める必要はなくて、自己点検をするための1つの観点として持っておく感じでいいかなと思います。

体も資本、心も資本、ついでに人との関係性も資本。自分が大事にしている資本をちゃんと育てたり守ったりしたい。

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