黒田悠介@ Commune Community Lab 所長

コミューンコミュニティラボ所長。問いでつながるコミュニティ「議論メシ」を主宰。キャリア論『ライフピボット』を出版。 以前は経営者、キャリアアドバイザー、フリーランス研究家、ディスカッションパートナーを経験。コミュニティ論とキャリア論を発信し続けている、メガネ×ハンチング×ボウズ。

黒田悠介@ Commune Community Lab 所長

コミューンコミュニティラボ所長。問いでつながるコミュニティ「議論メシ」を主宰。キャリア論『ライフピボット』を出版。 以前は経営者、キャリアアドバイザー、フリーランス研究家、ディスカッションパートナーを経験。コミュニティ論とキャリア論を発信し続けている、メガネ×ハンチング×ボウズ。

マガジン

  • Commune Community Lab

    • 42本

    コミューンコミュニティラボは、コミュニティの現在地をリサーチし未来像を描くマガジンです。ラボの研究成果について噛み砕いてお伝えしていきます。このマガジンの編集長を務めるのはコミューンコミュニティラボ所長の黒田悠介。コミュニティの面白さや可能性を感じながらお読みいただけたら嬉しいです。 Podcastはこちら https://podcasters.spotify.com/pod/show/communecommunitylab 黒田悠介: コミューンコミュニティラボ所長としてコミューン株式会社に参画。問いでつながるコミュニティ「議論メシ」を主宰。対話で課題を解決する「ディスカッションパートナー」としても活動。キャリア論『ライフピボット』を出版。 https://linktr.ee/chlorine0528

  • 議論メシ公式マガジン

    • 55本

    議論メシメンバーの記事を掲載することで「こんなことを考えている人がいるんだな」ということを知ってほしい。そんなマガジン。だからどんなnoteでも追加してOK。 https://www.gironmeshi.net

  • たくさんのスキをいただいたnote集

    黒田悠介のnoteのなかからスキの数が多いものを集めました。

  • 書籍『ライフピボット』を読んだみなさんの感想まとめ

    2000人以上のキャリア相談に乗った経験を詰め込んだ、自分らしいキャリアパスを描くための指南書『ライフピボット』を読んでくださったみなさんの反応をまとめたマガジンです! 『ライフピボット』についてくわしくはこちら↓ https://www.amazon.co.jp/dp/429501088X

  • インフルエンサーではない僕らの「逆説のコミュニティデザイン」

    インフルエンサーと同じようにコミュニティを作っていては、彼らの縮小版しかできません。そうではなく、影響力の低さを活かした自律分散型のコミュニティデザインによって、か小規模ながら豊かなコミュニティを創れる可能性について書いていきます。内容は会員制の共創コミュニティ「議論メシ」で実践されているコミュニティデザインをベースにしています。 議論メシ公式サイト: https://www.gironmeshi.net

最近の記事

コミュニティ立ち上げの不安はイベントプロトタイピングで解決!

何かを始めるとき、不安はつきもの。それはコミュニティの立ち上げでも同じです。コミュニティのコンセプトが多くの人の支持を受けるものになるのか、関心を持ってもらえるのか。最初の一歩を踏み出すことの難しさを、多くの人が感じています。 しかし、逆説的ですが、こうした行動できない不安は行動によってこそ解消することができます。コミュニティの立ち上げに不安があれば、コミュニティのプロトタイプ(試作品)とも言えるイベントの開催がオススメです。 この記事ではそのようにイベント開催をコミュニ

    • コミュニティで「共有」されているものとは?5つに分類してみよう

      コミュニティとは何なのか?その形は様々ですが、共通しているのは何かを「共有」していることです。 共有は仲間意識や安心感を生みます。共有されている何かがあることで、人々はコミュニティに所属する意味を見出し、居場所を見つけり楽しんだり成長したりするのです。 共有するものによってコミュニティの特性や活動、そしてメンバー同士の関係性は大きく変わります。本記事ではコミュニティが共有する対象を「価値・信念」「情報・知識」「経験・興味」「資源・資金」「地縁・血縁」といった5つのカテゴリ

      • 社内コミュニティはリスキリングの切り札

        企業が変化に適応し、競争力を維持するために「リスキリング」は今や必須の戦略となっています。しかし、多くの企業で導入されている研修や学習支援プログラムも、従業員が主体的に学び続ける姿勢を持たなければ十分な成果を得られません。この課題への有効な解決策が存在します。それが「社内コミュニティ」です。 コミュニティを通じて従業員一人ひとりが持つ知識や経験を共有し合うことは、単なるスキルの習得に留まらず、組織全体の「学びの文化」を醸成し、全体のスキルレベルの底上げにもつながります。さら

        • コミュニティの休眠メンバーに復帰してほしい!有効な打ち手とは?

          コミュニティにおいて、次第にあるメンバーが姿を見せなくなることがあります。そのコミュニティ以外の居場所でも様々な事情があるはずなので、仕方ないと割り切ることもできるでしょう。しかし、こうしたメンバーの休眠や休眠の長期化、その結果としてのコミュニティからの離脱は果たして避けられないものなのでしょうか。 本記事では、こうした休眠状態にあるメンバーを再び活性化し、コミュニティの成長につなげる方法を考えていきましょう。彼らがなぜ離れてしまったのか、その原因を理解しそれに応じた働きか

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        記事

          さんま御殿かアメトーークか?イベントの場作り2タイプ

          イベントを成功させるための「場作り」と聞いて、どのような光景を思い浮かべるでしょうか?リーダーが皆を引っ張っていく場面を思い浮かべる人もいれば、参加者が自由に意見を交わしている活気あふれる場面を想像する人もいるかもしれません。 実は、この二つの「場作り」のスタイルをとてもわかりやすく示しているのが、人気バラエティ番組『さんま御殿』と『アメトーーク』です。『さんま御殿』では、明石家さんまが圧倒的なリーダーシップでゲストの新しい一面を引き出し、場を引き締めます。一方、『アメトー

          さんま御殿かアメトーークか?イベントの場作り2タイプ

          コミュニティは機械か生物か 〜 エンジニアリングとブリコラージュ 〜

          子供の頃、砂場で城を築いたり、木の枝を剣に見立てて遊んだり、小石を蹴りながら歩いたりした経験を思い出してみてください。それは、ルールや設計図に縛られず、ただ目の前にあるものを使って創造力を発揮する純粋な遊びの時間でした。このような自由で即興的な遊びの感覚は、現代のコミュニティ運営においても重要なヒントを与えてくれるかもしれません。 多様化する現代のコミュニティは、効率的に管理される「機械」のように運営しようとすると期待通りに動かない壁に直面します。人々の感情や価値観、個性が

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          愛用、共感、支持。3つのファンタイプを理解して「ファン」の一括りをやめよう!

          「ファン」と一言で言ってもその中にはさまざまなタイプが存在します。しかし、マーケティングの場面などで抽象的な話題になるほどファンをひとまとまりで捉えてしまいがちです。その結果、ファン一人ひとりの異なるニーズや関心に対応しきれず、せっかく築いたファンとの関係を最大限に活かせないケースもあります。 この記事では、ファンを「愛用」「共感」「支持」という3つのタイプに分けて考えることを提案します。彼らが本当に求めているものや、プロダクトやブランドへの期待をより深く理解することができ

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          共創プロジェクトでコミュニティを活性化!土→種→芽→実 のプロセスで育てよう

          コミュニティを活性化し持続的な発展を遂げるには、長期的で安定感のある日々の交流の繰り返しだけでは少し足りません。ときには集中的に熱量が生まれるような期限付きのプロジェクトも必要です。そこで今回注目したいのが「共創」という概念です。 共創とは、コミュニティメンバーと運営者、もしくはメンバー同士が協力して新しい価値やアイデアを生み出すプロセスを指します。本記事では、コミュニティ内で「共創の種(アイデア)」が生まれ、「共創の芽(プロジェクト)」が出て、「共創の実(プロダクト)」が

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          贈与によってコミュニティの構造が規定される!東大の最新研究をチェック

          人類の歴史において、贈与は単なる好意の表現以上の役割を果たしてきました。私たちは何かを贈るときや贈られたときに、物質的な価値や一時的な感情を超えた、その後の関係性にまつわるやり取りをしているのです。 そのことを数理モデル化して計算機シミュレーションによって分析した研究が発表され、話題となりました。 この東京大学の最新の研究によると、贈与の習慣が社会構造の形成に深く関わっているという、興味深い発見がありました。すでに社会学や文化人類学の領域では贈与についてさまざまな分析がな

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          コミュニティマネージャーが知っておくべき認知バイアス9選

          認知バイアスとは、私たちの思考や判断を無意識のうちに歪めてしまう心の傾向のこと。コミュニティ運営においても、このバイアスが大きな影響を及ぼすことがあります。 残念なことに、コミュニティメンバーもコミュニティマネージャーもその影響からは逃れられません。コミュニティのどこかには必ずバイアスが存在する。しかし、事前にバイアスを把握しておくことで対処が可能になる場合もあります。 この記事では、コミュニティ関係者なら知っておきたい主要な認知バイアスを、身近な例を交えてご紹介。さらに

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          コミュニティ時代の消費行動モデル「CoLoTASS(コロタス)」を提唱します

          かつて、SNSの普及により消費者の購買における意思決定プロセスは劇的に変化しました。もはや企業からの一方的な情報発信だけでは消費者の心を動かすことは難しくなっています。さらに最近では、消費者は単なる個人としてではなく、コミュニティの一員として行動するようになってきました。 その結果、従来のAIDMAやAISASといった消費行動モデルでは捉えきれない、コミュニティを介した新たな購買プロセスが生まれています。そこで本記事では、この新しい時代の消費行動を表す「CoLoTASS(コ

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          オシノミクスの6つのコア心理で「推されるコミュニティ」になるには?

          コミュニティづくりに悩みはつきものです。メンバーの熱量が上がらない、活動が停滞している…。こうした悩みを解消するために、ときにはコミュニティ運営とは一見距離のあるように見える領域の知見を借りるのが有効です。 そこで今回は、アイドルやアーティストの「推し活」を参照してみます。そこにはコミュニティを活性化するヒントが隠されていました。 博報堂DYグループの「オシノミクス レポート」によると、「推し活」には6つのコア心理があるそうです。これらの心理を理解しコミュニティ運営に活か

          オシノミクスの6つのコア心理で「推されるコミュニティ」になるには?

          コミュニティが事業成果と組織文化に効く理由をループ図で解説!

          コミュニティの目的とは、なんでしょうか? 例えば地域コミュニティは文化の伝承や住民の豊かな暮らしのためにあると言うことができるでしょう。また、共通の趣味を持つ人が集まったコミュニティはそれを一緒に楽しむことが目的であると言えます。 これらの自然発生的なコミュニティは、人々の生活や興味関心から自然と生まれてきたものです。しかし、近年では、特定の目的を持って意図的に作られるコミュニティが増加しています。こうして「デザインされたコミュニティ」は従来のコミュニティの概念を拡張し、

          コミュニティが事業成果と組織文化に効く理由をループ図で解説!

          コミュニティがゾンビ化する要因6選

          やっとの思いで立ち上げたコミュニティ。そこに活気に満ち溢れ、意見交換や交流が盛んになっていく過程は嬉しいものです。でも、いつからか投稿が減り、イベントの参加者も少なく毎回変わり映えしない。そうやってただ惰性で存在しているかのように衰退してしまうことがあります。そのコミュニティは「ゾンビ化」してしまったと言えるかもしれません。 なぜ、一度は賑やかだったコミュニティがこのような状態に陥ってしまうのでしょうか?コミュニティのゾンビ化は放っておくと静かに、しかし確実に進行します。気

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          行動経済学のナッジ理論をコミュニティ運営に活かそう!

          私たちの日常の些細な行動は、無意識の習慣や心理的なクセに大きく影響されています。エスカレーターを使うか階段を使うか、スーパーでどの商品を選ぶのか。 こうした選択の多くは「つい」「なんとなく」やっているように見えて、その裏には心理的な動きがあるものです。こうした人の行動を考えるうえで注目されているのが行動経済学における「ナッジ理論」です。 ナッジとは「経済的なインセンティブやペナルティーを用いずに人々の選択をそっと後押しする手法」のこと。人の行動パターンや心理を理解し、ちょ

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          コミュニティマネージャーに必要なスキルセットはヒト・コト・ソト

          「熱量の高いユーザーがなかなか増えない…」「イベントを開いても盛り上がりに欠ける…」「コミュニティの価値を社内で説明できない…」 そんな悩みについてご相談を受けることがあります。これらの課題は多くのコミュニティマネージャーが共通して直面している壁のようです。 さまざまな個人や企業、地域や団体などがオンライン・オフラインでのコミュニティづくりに力を入れる中で、コミュニティマネージャーという職種の需要が急速に高まっています。しかし、その業務内容は多岐にわたり、求められるスキル

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