新しい自分のために新しい肩書をつける ~ 今日の登壇に寄せて ~
今日はTWDWにて「あたらしいおしごと図鑑」というイベントに登壇します。様々な肩書きの人が集まります。登壇者は以下の通り。
▶︎河原 あず(コミュニティ・アクセラレーター)
▶︎黒田 悠介(フリーランス研究家)
▶︎岩本 亜弓(Chief Culture Officer)
▶︎小野 ウどん(うどんアーティスト)
▶︎溝江 雅美(まちゃ)(出張バーテンダー)
▶︎川内 イオ(稀人ハンター)
▶︎本間 健太郎(国歌ジュークボクサー)
どれもオリジナルの肩書きばっかりですが、なぜ、私たちは新しい肩書きをつけるのでしょうか?いくつか自分なりの観点を言語化していみます。
理由1:自己理解と自己紹介に効く
世の中にすでにある既存の肩書きでは自分を適切に表現できていないと感じたら、自分で肩書きをつけるしかありません。新しい自分を表現するために、肩書きを新しくする。
特にフリーランスは転職をするような感覚で肩書きを切り替えていきます。わたしも4年間で7回くらい切り替えています。
そうして自分にフィットした肩書きをつけるプロセスは自己理解を深めますし、つけたその肩書きは自己紹介にインパクトを与え、「こういうのができたり好きだったりするんだな」と理解してもらいやすくなります。
理由2:ニッチな領域で尖れる
世の中にすでにある既存の肩書きにはたくさんの競合がいることになります。そこに飛び込んでいくのでいくと、選ばれるのが大変。
でも、肩書きを新しく作ることで、自分なりにセグメントを切ったり新たに定義したりした市場を相手にしていくことができます。
市場が大きい必要はありません。どんな肩書きであれ、人ひとりが生きていけるくらいの市場はだいたいどこにでもあります。
会社にして存続させるには一定の市場規模が必要ですが、個人だとそういうのを気にしなくていい。だから、ある程度食べていけそうだなという直感があれば、自己理解にマッチした肩書きをつければいい。
そのあなたらしさこそがニッチになります。
「議論といえば黒田さん」みたいな純粋想起が起きるようになれば、そういった類のチャンスが舞い込みやすくなります。営業もいりません。
オリジナルの肩書きを考えてみよう
今の肩書きを忘れて、自分らしい肩書きをつけるならどんなものになりそうでしょうか?実際にその肩書きを使わないとしても、自分で自分に肩書きをつけてみる発想は、自己理解を深めてくれると思いますよ。