マガジンのカバー画像

小説:風景の記憶

17
オフビートな小説です。
運営しているクリエイター

#恋人

第17回 人はひとりで生きていくものだから、って言うわりに、モテには興味があったり…

  翌朝、洋介は五時に起きると、まず風呂に入った。  湯の中に肩まで体を沈めて目を閉じた…

第16回 正しくないことが正論になることだって、ある。

 洋介は日が暮れてからマンションに戻った。酒の匂いをぷんぷんさせていた。ふらふらしながら…