#横浜能楽堂
横浜狂言堂230611(大蔵流<茂山千五郎家)
「延命袋」
口うるさい女房が実家に帰ったのをきっかけに、夫は離縁状を書いて、実家の妻に届けさせる。離縁状を読んだ妻は激怒して、「自分で面と向かって返事をする」と、夫の家に戻り、怒鳴りあいがはじまる。妻が「別れるのなら、暇のしるしをくれ」と言うと、夫が「別れてくれるならなんでも好きなものを持っていけ」と言い返す。」妻は「そのためにちゃんと袋を持ってきたんだ」と大きな袋を取り出す。そして妻が選んだもの
横浜狂言堂220911
文相撲
とある大名が部下を召し抱えることにする。
大名と太郎冠者とのやりとりがとぼけていて面白い。
大名は部下をたくさん集めたいようなのだが、太郎冠者がやんわりと「たくさんの部下を集めても、養う余裕がない」とたしなめる。結局部下はひとりでいいという話に落ち着く。いい相談役がいると経営が破綻しなくてよい。
太郎冠者が見つけてきた男は相撲が得意なことがわかり、大名自ら相手をすることになる。
そして
狂言師山本東次郎氏のことば
横浜能楽堂にて狂言を観た。
狂言師の山本東次郎氏は4歳の時から狂言をはじめて、今年の5月5日で芸歴80年を迎えたとのこと。
芝居をするときは声にも張りがあり、動きもしっかりとしている。さすがだなと思っていたら、最後の挨拶のときに、「元気に見えるかもしれないが、体がぼろぼろです」という話をされていた。喋りながら、言葉が出てこなかったり、耳も遠くなっている様子。芝居のときとのギャップに驚いた。
狂