〈レシピ〉マシュマロの賢い消費方法
先日、暇すぎてついに持て余していたマシュマロをアレンジするという行いに出た。(まだマシュマロの話かよ)
やるべきことの優先順位でいうとかなり下の方だったけど、一番楽にできそうなことに逃げてしまうのはよくあることだ。
その予想通り、マシュマロミルクプリンは死ぬほど簡単にできた。
マシュマロと牛乳を煮て溶かし、冷蔵庫で冷やすだけ。
煮ている間のマシュマロのかわいいことと言ったら、この通り。
翌朝、私はうきうきとした足取りで冷蔵庫に向かった。つついてみる。しっかり固まった。よしよし、スプーンですくって口に運ぶ。
うぅ~ん、まずい!!!
思わず青汁CMの八名信夫的なひとり言を発してしまった。ただし「もう一杯!」とはならない。同じプリンはあと4個もある。絶望的な気持ちになった。フードロスだ。あのかわいかったマシュマロに裏切られたような気持ちだ。
私はふと思い立ち、再び冷蔵庫に向かった。いまいち甘くなかったとちおとめ。細かくしてプリンの上にのせてみる。
あれ、うまいぞ.....!?
こんなことで味の感覚って180度変わるものかと、新たな発見ができた。
甘さのバランスが取れて急に美味しい。
次回への改善点も含め、ベストだと思われるレシピを記録しておく。
ストロベリーマシュマロミルクプリン
〈材料〉
・マシュマロ 100g
・牛乳 300mL
・いちご 好きな量
〈作り方〉
①鍋にマシュマロと牛乳を入れ、弱火でマシュマロを溶かす。
(泡立ちを抑えるためとにかく弱火で、沸騰させない)
②ざるなどでこしながら容器に注ぐ。
(泡はそのまま固まって舌触りが悪い)
③冷蔵庫で冷やし、固まったらいちごを切ってのせる。完成。
(いちごは細かく刻んで固める前に入れてもいいかも)
それから、もうマシュマロのアレンジについて書くことは二度とない気がするのでもうひとつ。
昨年末、さむ~い軽井沢で飲んだマシュマロココア。これは人生で一番最高の冬の飲み物だったと思う。
一見甘ったるく見えるかもしれない。しかし、このココアには砂糖が入っていない。そこに上のマシュマロが徐々に溶け、優しい甘さが広がる。そしてスティックのシナモンが一本。これでかき混ぜながら飲むとほんのりスパイシーな香り。マシュマロは少しあぶると溶けやすいし見た目もおいしそう。今年の冬は絶対自分で作ると決めている。
以上2つは、私の中で3本の指に入るマシュマロアレンジ。
3本といってもこの2本しかないけど。