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ジェンダー学からソフトウェア開発へ転身した理由

「ジェンダー学専攻」と聞くと、ソフトウェア開発とは全く異なる分野に感じますよね? 実は私もそう思っていましたが、今では毎日コードを書いています。

修士で全く異なる学問を学ぶことができるんです。
なぜ私がこんなにも大きな転換をしたのか、お話させてください。


キャリアの展望

もともと「海外で働く」「専門的な知識をつける」「場所に縛られない働き方をする」という漠然とした目標を持っていました。どこにいても、自分のスキルで自由に働いていたい、そんな風に思っていたんです。

学部時代

学部時代は、女性として、そしてLGBTQ+の一員としての自分のアイデンティティを確立するためにジェンダー学を研究していました。自分の価値観や意見を形成していく中で、社会におけるジェンダーの役割や影響について深く考えるようになりました。

ジェンダー学と同時に、司書課程のプログラムもとっており、その中で図書館のウェブページ作成をしました。それ通してプログラミングに触れ、自分でウェブサイトをいくつか作っていくうちに、その面白さにどんどん惹かれていきました。最初はウェブサイトのようなフロントエンドをやっていましたが、次第に、ユーザーの目に見えない裏側でシステムを動かすバックエンドに興味を持つようになります。

IT業界が給与が高い?

さらに、IT業界は給与が高いという現実的な面も魅力でした。エンジニアとして、自分の技術で社会に貢献しながら、経済的な自立も実現できる。これは、私にとって大きなモチベーションになりました。

「よし、エンジニアとして働けるように、本格的に学ぼう!」

そう決意した私は、海外大学院進学を目指しました。学部時代から留学願望があったのですが、コロナ禍で断念せざるを得ませんでした。しかし、その夢を諦めきれずに、イギリスの大学院でソフトウェア開発を学ぶことを決意したのです。

イギリス大学院は1年だけでいい

イギリスを選んだのは、修士号を1年間で取得できるという効率的な点が大きかったです。学部4年間をもう一度繰り返すのは、金銭面でも、時間面でもやりたくなった、、、

志望校合格と奨学金獲得

そして、プログラミング、英語などの準備の結果、なんと応募した4校すべての大学院から合格通知を受け取りました! そのうち1校からは、£10,000もの奨学金までいただけることになり、その大学に進学することに決めました。
(願書でジェンダーとIT間の社会問題について書いたのが良かったのだと思います。留学準備や奨学金対策などは別の機会で書きたいと思います。)

こうして、ジェンダー学を研究していた私が、ソフトウェア開発の世界に飛び込むことになりました。

最後に

このNoteでは、ジェンダー学からソフトウェア開発への転身の道のり、イギリスでの留学生活、フリーランスとしての活動、そしてWomen in STEMコミュニティでの経験などについて、少しずつ発信していきたいと思っています。

私と同じように、自分の可能性を広げたいと思っている方、ぜひ一緒に頑張りましょう!💪

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