『うた新聞』2021年7月号
①八朔の夜に空襲ありしこと報せてあがる花火〈白菊〉田宮朋子〈昭和二十年八月一日の長岡空襲の犠牲者の慰霊のための花火〈白菊〉は打ち上げられるものの〉この花火については1日の新聞に載っていた。コロナで花火大会は中止でも、慰霊の花火は上げられることを知った。
②柴田典昭「思索と記憶と」〈昨年末から五十代、六十代を中心とした壮年期の歌人の歌集の刊行が相次いでいる。(…)それらを目にしている間、私はしばし空しさを忘れている。〉その一つとして川本千栄『森へ行った日』をお取り上げいただきました。柴田様ありがとうございます!
2021.8.19.Twitterより編集再掲