角川『短歌』2020年9月号
①秋山佐和子「原阿佐緒記念館」〈1888年、宮城県黒川郡大和町宮床の素封家に原阿佐緒は生まれた。〉すごく好きなタイプの和洋折衷建築。行ってみたいがちょっと遠い…。阿佐緒は「薄幸」のイメージが強かったが、家は裕福だったんだな。また歌を読む時の印象が変わるかも。
②平山繁美「コロナ禍のなか看護師を生く」〈報道されていることは一部に過ぎず、そこに含まれていない現実が多多存在している。〉現場の声が描かれたエッセイ。特に四月に交わされたLineが生々しかった。こういう文を読むと、自分は本当に何も知らないし、緩んでいると思う。
③岩内敏行「歌壇時評」〈現代歌人協会も今年の公開講座はすべて中止になった旨がホームページに掲載されていた。これからどうやってそういった講座を復活させていくか、難しい判断はつづくが、長く停滞しないよう考えてほしい。〉Zoomなどオンラインでの講座は、需要があるのでは?
2020.9.16.~18.Twitter より編集再掲