島木赤彦の歌 一首鑑賞

我が家の犬はいづこにゆきぬらむ今宵も思ひいでて眠れる 島木赤彦『柿蔭集』 これも教科書で読んだ歌。「鍛錬道」の赤彦が、いなくなってしまった犬を思いやる、やさしく寂しい歌。でもこの歌、歌集で読むと、えっ、ここにあった歌ですか・・・というところに出て来る。

2019.11.21.Twitterより編集再掲