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クリスマス絵本⭐クリスマスのあかり~チェコのイブのできごと~
今日はクリスマスイブですね🎄
クリスマス絵本の紹介は明日までになります。
今日は少し長いけれど、心に灯りがともるお話です。
今日と明日の絵本は何にするか、とても悩みました。
まだまだ紹介したい絵本がたくさんあることに気がついたからです。
迷った末に、クリスマスの大切なことを教えてくれる1冊にしました。
✨男の子・フランタのイブの長い「旅」🕯
イブに紹介するのは「クリスマスのあかり~チェコのイブのできごと~」(福音館書店)です。
長いので、すべてのお話は紹介できません。
ごくかんたんに男の子のイブの「旅」をお伝えします。
小学一年生の男の子・フランタはアドベントカレンダーを開けました。
毎日違うものが入っていますが、今日最後の引き出しに入っていたのはベルでした。これを鳴らすとイエス様が来てくれると思うフランタ。
フランタはお父さんから聞いて、教会にイエス様が生まれたベツレヘムからきたあかりをもらいに行きます。
あかりをもらい、募金箱にお金を入れようとしてお金がつっかえてしまいます。
こわしたと思い走って帰る途中で、亡くなった奥さんにささげる花束をなくしたドブレイシカさんに会います。
ドブレイシカさんに花をあげようと思いますが、お金が足りません。
教会に帰り、つっかえたお金を返してもらおうとしますが、教会の人に注意されます。でも募金箱の修理をし、お小遣いをもらって花束を買うことができました。
ドブレイシカさんに花束と思いやりの心を渡して、フランタはあかりとともに家に帰ります。
🎄クリスマスは思いやりをしめす日💐
お話はまだ続きますし、小さなすてきなエピソードがいっぱい詰まっています。もしも見つけたら、ぜひ読んでみてください。
お話はチェコの方が書き、絵はチェコ在住の出久根育さんが描かれています。その絵は愛らしくて趣があり、深くてやさしい色合いです。
小さな息子を一人で行かせる両親、自分で一生懸命考えながら行動していく少年、見守る近所の優しい人たち。優しさを届けられて生きる気持ちを取り戻す老人。
小さな言葉の積み重ねが、心に迫ります。
お話はお父さん手作りのアドベントカレンダーから始まります。
それがとてもかわいらしいのです。
引き出しが別々の鮮やかな色に塗られ、とってがひとつひとつ違います。
開けるたびにワクワクするに違いありません。
アドベントカレンダーに参加しているので、なんだかうれしくなりました。
でもフランタは、それを自分だけのものにしないのです。
誰かのために、できることをする。
クリスマスの一番大切なことを小さな少年は知っていて、行動するのです。
クリスマスはごちそうを食べて、プレゼントをもらう日ではありません。
小さなイエス様の誕生を祝い、誰かにやさしくする日なのだと、伝えてくれます。
このすてきな本は、私の大切な友人が教えてくれました。
彼女は絵本屋さんに勤めています。
今年はイベントも開きにくく、本当に大変でした。
閉店の危機の中、がんばってくれています。
この絵本屋さんのこともご紹介したかったのですが、お店の紹介が私がうまくできなくて今回は書けませんでした。
近々、親子で訪れたい絵本屋さんとして記事にしますね。
クリスチャンではありませんが、素敵なプレゼントを渡したい、誰かにやさしい気持ちを贈りたい、そんな思いを一緒に持てたらと願っています。
アドベントカレンダーに参加しています。
私一人で書いているのでアイコンがすべて同じになってしまっていますが、すべて違うクリスマス絵本です🎄
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