子どもの進級は大人の転職みたいな変化!
進級・進学の季節です。
大人は新入社員以外はあまり意識しませんが、子どもにとっては重要。
「今日から年長さん」だって「今日から2年生」だってドッキドキなんです。クラスメイトや担任の先生も変わります。
その変化の大きさ、今も思い出します。
保育園・幼稚園の進級で大泣き
息子が保育園に入ったのは1歳4か月でした。
0歳クラスから1歳クラス、2歳クラスの進級は、ちょっと人数が増えるだけでクラスの子は変わりません。
でも、みんなワーワー泣いていました。
「え! なぜ?」と驚いたら
「教室が変わるだけでもショックなんですよ~」と先生。
毎年繰り返される光景だそうです。
先生も変わりますしね。
息子は割とケロッとしていました。
「あら、大丈夫そう」
と思ったら大間違い。
思い切り泣く子に驚いていただけだったようです。
息子がシュン、と元気をなくしたのは1,2週間後でした。
なんだか元気がないな~、と思ったら「前のところの方がいい」といい出して、びっくりしました。
実は息子、初めての場所や人に弱いタイプです。
外側からはわかりにくいのですが、けっこう繊細です。
その分、やさしくて友達を大事にします。
「○○先生は隣の教室にいるから、会いに行ってもいいんだよ」
「今度のお部屋の方が、明るいね。広くていっぱい遊べるよ」
などと何度か話して、少しずつ慣れていきました。
子どもは適応力はありますが、いきなりの変化には驚きます。
「教室も先生も変わる」とわかっているのは大人だけ。
伝えておいてもいいかもしれないし。わ~っと泣いて発散してもらってもいいし、じっくり話してもいいし。
顔を覗き込んでみるといいと思います。
受け止めきれていない時は、下を向いていることが多い気がします。
小学生の進学でシュン・・・
小学校入学は明日書きます。一大イベントなので・・・。
小学校でも、学年が進むときもそうですよね。
なんといっても、担任の先生の比重が大きいし、クラス替えがあります(ないこともありますけど)。
もう中学年・高学年だから大丈夫かな?
と思っても「あれ?」っていうことが、多いです。
元気ない?
妙に静か?
反抗期や思春期もありますが、友達と離れることや先生との相性が大きいですよね。親にとっても。
問題が複雑化しやすいですし、親に言いたがらないことも増えてきます。
わかりにくくなってきます。
もうこれは、できるだけ話を聞く。
さえぎらず、否定しないで聞く。
受け止める。
そのあとで考える。
ただ、私、これは自分では失敗したと思うんです。
まじめだったり、要領のいい女の子をひいきしているって怒っていたことがありました。
つい「でも・・・」っていっちゃったなって反省してます。
「先生が助かるからねえ」なんて言ってしまった記憶が。
「え~」と口をとがらせていました。
受け止めきれていなかったなって思います。
ごめんね、あの頃の息子よ。
今でもクラス替えで担任が変わる報告の時は「ラッキー」とか「まあまあ、まあまあ」とか、聞くと話してくれますが。
落ち着いてきていますが、高校生になっても1年間同じ先生、同じクラスメイトですから、比重は大きいですよね。
今年はどうなるでしょう。
今から戻りたいこと、やり直したいこと、たくさんあります。
もしも間に合うならあなたは、ご飯を食べているとき、お風呂タイム、寝る前の時間などにちょっと、静かに、まるごと話を聞いてみてください。
大人だって異動・転職でどぎまぎ
大人も、実は異動、転職、転勤が多い、大変な時でもありますよね。
知らない人、知らない場所、慣れない仕事、新しい職場・・・
物の場所ひとつわからない、誰に聞けばいいかわからない、進め方ややり方が違う、どぎまぎ、オロオロ、たじたじ。
大人にとってもかなりのストレスです。
だから子どもにとってもそりゃそうだって思うと、場所が変わることで泣くのも無理はないなってわかります。
気がつくのが遅かったなあ、私。
お子さんも、大人のあなたも、ドキドキはしかたない。
ドキドキオロオロしても、いい。
あなたは深呼吸して。
お子さんの話は聞いて。
新生活へ✨✨
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