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インド一人旅でおなかを3回こわして助けられた話:前半
卒業旅行で行ったインドひとり旅で、おなかをこわしたことを中心を書きます。
「ターニングポイント」という企画で卒業旅行でインドを一人旅する決意について書いたら、思いのほか反響がありました。
そして「おなかをこわす」ことに話題が・・・。だからその「思い出」を。
1回では書ききれなかったので、2回に分けます。分けるほどの内容ではないのですが・・・お恥ずかしい。
飲食中の方、尾籠な話が苦手な方はご遠慮を。
下の話ですがエロはまったくありません。
それでもいい方は、30年以上前のインドの学生旅にいらっしゃいませ。
安宿街で滞在場所を決める
バックパックを背負っての旅は3週間。
決めるまでの経緯はこちらです。
まずカルカッタに入りました。
行き当たりばったりですが、初日のホテルだけは一緒に行くはずだった友人の勧めで予約してありました。
1泊1000円くらいの普通のホテルです。
当時日本から予約できるホテルは限られていましたから、何人かの日本人男子学生数人と知り合いました。お互い、緊張の到着です。
私はそこから「安宿街」へGO!
何軒か見ていたら滞在中の日本人が教えてくれたりして、とある安宿に決めました。
ドミトリーで、たくさんベッドが並んでいる大部屋。
自分でカギをつけるロッカーもあります。国際色豊かでした。
泊まりましたが、荷物も気になるし落ち着きません。
次の日に「シングルはあるの?」と聞くと見せてくれました。
私は小さな窓とベッドと小さ~な机(台)があるだけの部屋に移ります。
ドミトリーは1泊100円。シングルは200円でした。
ホテルを教えてくれた長期滞在の日本人は「2倍じゃん」といい、同じホテルに泊まっていた真面目そうな男子学生は「独房だ・・・」とつぶやきました。感じ方はそれぞれです。
1回目の洗礼では、部屋で一人うなる
でも移ってよかったです。
すぐにおなかをこわしたからです。
到着3日目でした。
原因は、疲れと緊張と屋台のごはんでしょうか?
屋台だろうなあ。つい食べちゃったんですよね。
詰め物の入った揚げ物。揚げているから大丈夫だと思って。
ベッドに横になって、トイレと往復。着替えもいい加減。
部屋に入るとバタッと倒れます。
おなかをこわすことは想定内でした。
洗礼みたいなものだとおもっていましたが、つらいのは変わりありません。
でも食べ物がカレーばかりで困りました。
果物にもガラムマサラ(ミックススパイス)をかけるお国柄ですから。
チャイで栄養補給していたような気がします(記憶がおぼろ)。
チャイなら沸かしていますしね。
日本から持って行った正露丸は効きませんでした。
「う~~ん」とうなりながら、それでも出かけていました。
トイレと部屋を5分おきに往復というほどではなく、行くとこわしているという感じでした。
さて、持っていって便利だったもの。
それは紙パンツです。
色気ゼロで本当にすみません。
帰りに荷物が少しでも減るようにと用意しましたが、なんていうか、気が楽でした💦
これ以降、私はこの手の目的地には必ず持っていくようにしています。
下着を洗う気力もなくなっていますからね。
安宿のいいところは、部屋が狭くても真ん中に広場のようなスペースがあることです。
そこに客が集まって情報交換をしたり、おしゃべりしたりします。
私もおなかを抱えつつ、おすすめの場所や移動手段などを聞きました。
「2回目」のバラナシでは心強い味方が
2日くらいで治り、次の目的地・バラナシへ移動しました。(今回はおなかをこわしたことを書くので、それ以外は極力省きます。)
バラナシでは、日本人女性が開いている宿「久美子ハウス」を目指しました。調べたらまだやっていて、びっくりしました!!
当時からきれいではありませんでしたが、安心・安全。
そのころは日本人ばかりで長期滞在者が多く、情報を教えてくれて、案内もしてくれました。
バラナシ滞在が一番濃かった気がします。
町並みも、出来事も、知り合った人も、ガンジス川も、昨日のことのように思い出します。
また行きたいですね。
さて、ここでまたおなかをこわします。2回目です。
原因はすでに覚えていません。
でも助かったのは、オーナーの久美子さんが「これを飲みなさい」と薬をくれたこと。
「日本の薬じゃ、ここでは治らないよ」と。
飲んだらすぐに治りました。青いパッケージを今も思い出します。
それでもちょっとは寝ていましたが、ほっとしましたね~。
同じ宿の滞在者も「ああ、これ効くよね~」と経験者が多く、「少し寝ていた方が繰り返さないから」と優しく気遣ってくれました。
温かさが身に沁みました。
でもなんだか痩せたきがしました。やつれたというか・・・。
2度目でしたからね。
だから滞在を少し伸ばしてゆっくりしました。
ここは大部屋で男女同じ部屋でしたが、気が楽でした。
すっごくおもしろい人がたくさんいて、毎日しゃべったり、治ったら一緒に出かけました。
そこで話を聞いて、次の目的地を決めました。
アーグラーです。
ちょっと長くなってしまったので、1度では書ききれませんでした。
おなかをこわしたことだけなのに💦
後半に続きます。
次もお付き合いいただけたら幸いです。
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