表千家同門会 同門1月号 『きよらかな茶の楽しみ』より
喫茶去(きっさこ)
「禅語に『喫茶去』という言葉があります。『去』は意味を強める助辞なので、「お茶をおあがり」という意味です。私たちは茶湯を志す者として、ただ「お茶をどうぞ」というわけにはいきません。状況に応じて最もおいしいお茶を「どうぞ」と言って出すのです。そのために日々の稽古を続けているとも言えるのです。
様々な事件の多い今日の世の中ではありますが、おいしいお茶とは何かを考えて、豊かな一年にしてまいりましょう』
表千家同門会 同門 一月号『清らかな茶の楽しみ』より
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