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瞑想から生まれる”気づき”は最大の解毒剤

瞑想とは
1.目を閉じて静かに思いを巡らすこと。深く考え込むこと。
2.宗教的な修行の一環として、心を静め精神を集中させること。

広辞苑より

と定義されてるように、ただ目を瞑って、静かに何も考えずに座っている時間というくらいに考えてました。京都で坐禅やったときもそうだったから。

でも集中するってなかなかできなくて、雑念が出てきては払い、出てきては払い、妄想で頭がいっぱいになってしまうこともしばしば。っていうか、ほどんど笑

どんだけ脳内お喋りが止まらないくらい忙しいマインドだったのかしらと思うほど。そりゃ落ち着きがないわけで、常に何か考えてた。いわゆるマルチタスクってた気でいた。

マルチタスクって本当は存在しないんですってよ。人間はひとつのことしか出来ない構造で、そのひとつのことを”高速”でバババとやっているだけらしい。

そりゃ疲れるよね。それが「今」を生きれていないってこと。

ご飯食べながらスマホみたり、テレビみたり。歩きながらずーっと何か考えてたり。集中力って老化とともに衰えるけど、さらに集中なんてできないようなことを自らやってたなんてね。

でも、瞑想って坐る場所と時間が必要だよねって思いますよね。だからちょっと構えてしまってたというか。お部屋を整えて、身も心も落ち着けてから、となるとついつい習慣化できなかった私。

じゃあ瞑想ってどれが正解?
ってまた正しい間違ってるをすぐ私の脳は言い出すのですが、自分に合った瞑想を探すのもまたよいのでは。というのが正解。

いろいろと試してみたらいいと思います。YouTubeでもいっぱいありますからね。自分が心地よく、そして続けられる、そうこれ大事!

瞑想は筋トレと同じなので、一気にマッチョにはなりません。なので無になんてなりません。いきなり悟ったりもできません。とはいえ、私もまだまだ学びと鍛錬を始めたばかり。

瞑想ってよくわかんないよね、でもいいって聞くよね、って少しでも興味をもってやってみよう!と思う方に届けばいいなと思って書いてます。

たくさんやり方がある中で、私が学んでいるEKAMでは、瞑想を「瞑想技法」と敢えて言ってます。

瞑想技法
無意識で習慣的にやっている感情や行動の流れを一旦「停止させる」ための技法という使い方をしている

ストレスデトックス本講座より

以前他でも教えてもらったこともあったけど、なかなか続かなかった。だけど、今回は毎日続けていられる。それはなぜかといいますと、とってもシンプルだから。シンプルだけど『パワフル』な10分間。それに尽きます。

この瞑想については、また別述しようと思いますが、とりあえずは、意識した「呼吸」からはじめます。だって、完全に無意識領域でしたらかね。呼吸って。

でもですね。人間の臓器の中で「肺」だけが自分でコントロールできるのです。つまり「意識的な呼吸」ができるということ。そうすることで、外側にあった意識を、内側に持ってこれる。

息を吸ったり吐いたりするだけでですよ、整えることができるのです。これってすごくないですか?

そうすると、「呼吸」という一連の動きに意識を向けることで、穏やかになれるのです。いわゆる脳波が、ベータ波からアルファ波になっていくというやつ。そして、そのアルファ波の状態を「意識的」にキープするために呼吸でコントロールしていく。

どれだけ無意識に行動してることが多いかってことに気づかされます。そしてどれほど、、無意識に感情をコントロールされているかってことにも気づきます。そうやって外側にある意識を内側に持ってきて、観察する準備をする。

そう!内側を観察する。
すべての概念を決めているのは”自分”なんだよねってことがわかってくる。

例えば、「自分に自信がない」という場合、そこにはどんな苦しみがあるのか、というと、羞恥心? 比較? 恐怖? じゃあその感情はなぜ湧き上がってきたの?

わずかにモヤっとした感情を現行犯で捕まえて、深く観察していく。こうやって筋トレをしていくことで、無意識の意識化ができてきます。

気づくことさえなくてスルーしてすごしているってことないですか?

私はこれまで、なんでもすぐ負の感情には蓋をしてギフトラッピングして、いろんなことをなかったことにしてきたんです。そのときはもう傷つきもしないし(してないと思ってたし)平静を装って生きてきたけど、結局それって、なんとなくポジティブ風に上澄みだけみていただけなんですよね。

そうしたら、蓋をしてたギフトたちが瞑想によってどんどん返品されてきて、というかもともと私のこころの奥深くでずっと保管してたようで。

このギフトたちの蓋を少しずつあけていくことで、どれだけ苦しみの状態に浸って生きてきたんだろうってことがみえてきています。

ホント、びっくりするけど、めっちゃある笑

どのギフトを開けるのかは、それも日々の気づきの中から選択されているようにも感じます。

苦しみは無理に見に行かなくてよいのですってよ。苦しみが来たときに瞑想して観察する。それだけ。

ただ、それにはどんな小さなことでも「気づき」があることで、より深く観察しにいけるってこと。

”気づき”は最大の解毒剤

プリタジの言葉  by 大輔さん

気づきがない状態が自分の人生を傷つけている。傷ついていることが分かればそれを癒すことができる。そして、気づけばもう傷つけることは無くなる。というメカニズム。

シンプルですよね。
今まで放置してたことに気づくだけで、知らず知らずに溜め込んでいた傷を自分で癒せるってこと。

結局、全部「自分の内側」から引き起こされてるのに、自分で傷つけて、自滅して我慢して、それがいつしかデフォルトになっていた。

そのメカニズムを知ってしまったら、もう全力で自分で癒しにいくよね。それが『美しい意識状態で現実化していくために意図をもって行動する』ことにつながっていきます。

瞑想はじめて、学びをはじめて、その気づきのポイントがでてくる、でてくる。それを観察するだけでいいのに、まだまだ癖ですぐに良い悪いのジャッジと猛省をしてしまってる。

これもまた全部気づきの筋トレです。

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