カナダ生活6年目、改めて考えるルー語
今更、なぜルー語?と言われる人も居られるかもしれないし、そもそもルー語って何!?と言う人もおられるかもしれません。でもなんだか気になるんです、ルー語が。今回はその気になる部分を深く考えてみたいと思います。
ルー語の構成
ルー語がどのように構成されているか、まとめサイトを例にして調べてみました。
左端から「動詞(verb)」「名詞(noun)」「副詞(adverb)」
「形容詞(adjective)」「成句(phrase)」「代名詞(pronoun)」です。
調べてみて思いましたが、圧倒的に「noun」が多いんですね。『名詞なら日本語で言えば良いじゃん』と思う人も多いから、ルー語は良くないと言うことになるんでしょうかね?
カタカナ英語とルー語
カナダにきて、カタカナで表されるものは「これ英語じゃ無かったのね!」と思う事が何度もありました。
そもそも、カタカナで表記するのはどういう場合でしょうか。
①外来語、②外国の人名・地名、③擬音語、④その他
となるようです。
そして、④その他としては、カタカナにすることでイメージや印象を軽くする効果があるようです。
一方で、ルー大柴さんの英語は、おもしろくカタカナ英語を強調した話し方。このカタカナ英語を強調する話し方のせいで、彼を悪く言う人が多いような気がします。これは、一種の芸風ととらえるべきで、彼が本当に意思疎通が上手に出来ると思ってはいけないと思います。
その英語が定着していないから
「記事ブログ」さんの記事、「カタカナ表記をする理由【印象と効果】」によると、英単語を会話の中に混ぜすぎると聞き手が混乱するそうです。
下の例文を声に出して読んでみて下さい。確かに、この文章をそのまま会話で出されると「英語を混ぜずに話せないのかー」と思ってしまいますね。でも、もうWriterなどは社会的地位を獲得しているような気がします。
これも、カタカナの部分を英語に直してみるとこのようになります。
やはりnounばっかりになりますね。
英単語の場合、自分の理解が正しくない場合もありえますし、相手の理解がどの程度かもわかりません。確実に共通の意味をつかみたいなら、やはり日本語で話すべきだと思います。
ルー語がフレーズ・句動詞中心だったら?
でも、もし彼がフレーズだけを英語で話していたらどうでしょうか?
これはこれで、状況を理解しやすくなるんですよね。
「おぉ!つまり電気をつけることはTurn onかぁ~。」と。日本人は一般的に名詞を英語化してしまうところがあるような気がします。でも、行動や状況を英語(句動詞)に変換すると、動作と英語が一致するので、英語の定着具合が違ってくるような気がします。
まとめ
ん~、強引ですがまとめます。(笑)
そもそもテーマの設定に無理があったような気がしなくも無い。。。ですね。
とにかく、ルー大柴さんが本気で勉強して話せるようになって…「おもしろい!」と思う人はどれくらいいるか!あれだからおもしろいんじゃないのか?と思ったんですよ。
もちろん、日本語は正しく使えた方が良いに決まっていますから、違う言語を交ぜるのは避けるべきです。でも、英語にしか無い表現があるのも事実。そういう時は、英語でもいいと思うんですよね。
それに、英語の先生は率先していろんなところで英語をまぜてくれるとその単語に引っかかりやすくなると思うのは私だけでしょうか?
hand!?何!?ってなりますが、「手渡す」という意味もあるようですね。たまたま参考にしたDMMでも意見が結構分かれていて面白かったです。
まぁ、こんなことができるのも、「英語学習者」の間だけだと、正直思います。
余談
ルー大柴さんって、茶道師範でもあるんですね。
TVで拝見していた軽い雰囲気とは違い、すごく落ち着いた雰囲気で、私は好きです。
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