【読書感想】「青春の逆説」 織田作之助
文豪ストレイドッグスを見ていて、織田作之助という作家を初めて知って、おださくのキャラに興味を持ったので、初めて作品を一つ読んでみた。
画像は、15分で描いてみた、文ストのオダサクのつもり
文ストをきっかけに、国木田独歩、ラブクラフトも、初めて読んだけど、織田作、とても読みやすい!
活き活きした文体に引き込まれる。「お君」の描写が可愛くて、冒頭からお君のファンになった。
お君の産んだ男子、豹一が、おそらくほとんど織田作なんだろうけど、大黒柱を失ったこの母子が、嫌な金貸しの安二郎の家に入ることになってからが辛い‥
豹一を映像にするなら… 私は、Snow Man の渡辺翔太だと思った。
色が白くてすぐ赤くなる。可愛い美形だけど、オラオラしてるところとか。
そうか、豹一は、自分の子どもの出産に立ち会ったのか。この時代に、珍しい‥? んじゃないのかな?
出産で、全てはここに繋がるんだ、という感覚に豹一(= 織田作)がなったの、なんだかわかるし嬉しい気がした。
100年までいかないけど、80年前くらいの作品。とても近いものも感じるし、なんて変わったんだ‥とも思う。
それにしても、織田作之助もそうだけど、作中でも、結核、肺病で若い人がまだ大勢死ぬ時代‥
可愛い顔で、ガハハハとキタナイ笑い方してるしょっぴー見ていると、面白くて嬉しくなる♪