![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/162566127/rectangle_large_type_2_95a0f3e1d9e17b0ce26c874af1e991d6.png?width=1200)
きょうだいを平等に育てる方法
お金を平等にすること!
お金の条件を同じにすると、子どもは不公平感を抱かない。
「なんであっちだけ?」という不公平感は、わだかまりになる。
「家族なんだから」とか「お金のことなんか」で黙らせると底でくすぶる。
事情があって、どうしても一方にお金がかかる場合、子どもが納得する理由なら、こじれない。
家計簿をつけていないと、これはできない。
お金の揉め事は、怖い‥
家族こそ、お金でつながっているもの。
隣の家のお金を使ったら泥棒、犯罪だけど、自分の家のお金を使うのは当たり前のこと。
お金は汚いものでも卑しいことでもなく、信頼、説得力そのもの。
家計簿は、家族が納得して安心して暮らせるためのもの。
「お金って、いつの間にか消えてるよね」
そのように感じてる人は多い。私も前はそうだった。
家計簿をつけるようになって、それがなくなった。
「家計簿=節約」というイメージで、敬遠している人は多いだろう。
これも、私が以前そうだった。
でも、家計簿のおかげで、かえって欲しいものが安心して買える。
私が家計簿をつけていて一番楽しいのは、お金の使途内容を振り返って確認する時に、良かった出費をもう一度味わえること。
お金が「なくなった」のではなく、何に姿を変えたのかを把握するから、しっかり使うことができ、お金が消えたという不足感、不満や不安のマイナスではなく、満足感というプラスになる。
メンタルが安定する。
お金の不安、ストレスは無駄遣い、浪費の最も大きな原因になる。
「この店は良くなかった、、」「これ買ったのは失敗だった。。」というものは、次への回避として、より自分を守れるようになる。
自分の使いたいことにお金を使える力を養っていける。
そして、お金が足りないという時、「外」からなんとかして取り入れる発想の前に、まず出費全体の内容を今一度見直すと、「あれ?ここは必要ない」「あっ!これを変更すれば」というものが見つかって、考えて工夫すれば、それだけで大きな苦労なく解決することも多い。
収入を上げる、外から取り入れるのは大変なこと。
それに比べたら、居ながらにして無理なく解決することの多いこの「労」は、なんと有難いと思う。
収入は多いほど「いい」のでなく、まずはこの自分の(家の)出費の現実、必要なお金の「設計図」の仕事を基本にして、どれだけ必要かを具体的にして稼ぐ方が、負担が少なくなる。
「お金はいつの間にか消えてる」の感覚はそのまま、「人生がいつの間にか消えてる」に繋がる。
「時間があっという間に過ぎる」「若い頃なんていつあったんだ」「人生があまりにも短い」「自分の人生は何だったんだ」という焦り、怒り、虚しさに直結する。
お金を多く残せば残すほど、遺族が困らないわけではない。
むしろ、遺産相続問題を巡るトラブル、殺人はミステリーの定番。昔から、いつの時代もどこの国でもよくある問題。
子どもが小さいうちから、お金を公平で明瞭にしておくことは、金銭感覚を磨き、何より将来の大きな財産になると思う。
お金は使ったら無くなるのではない。
出費が姿を変えた向こう側を大切にして、幸福に変えていけば、人は死んでなくなるのでなく、自分のいのちを大切に使い切って、幸福な人生に変えていくこと、大切な死後を自然に残していくことに繋がる。