あの頃の理想の父親像は間違いなくファンモンの「ヒーロー」だったけど...いまは?
学生時代、FUNKY MONKEY BABY'S(以下、ファンモン)が流行り、例に漏れず僕も沢山の曲を聴いていました。
中でも「ヒーロー」という曲が好きで、気づいたら今でもお風呂場で口ずさんだりしていますし、カラオケでは十八番です。
「ヒーロー」は家族のために働く「お父さん」に送る応援歌で、当時日本テレビアナウンサーの羽鳥慎一さんがジャケ写に起用されていました。
リリースはなんと、2009年だそうです。今から15年前、僕はまだ中学生でした。そこから15年間ずっと口ずさんでいると思うと、時の流れの早さを感じますね。
聴いたことがないという方は、ぜひ聴いてみてください!
そして僕にとって、この「ヒーロー」が理想の父親像だったわけです。中学生ながら、将来誰かと結婚して家族になって、できれば子どもにも恵まれて、父親として家族を守るんだ!と本気で思っていました。
リリースの2009年は平成21年。当時は平成が終わるだなんて思っていませんでしたし、次の元号が令和になるだなんて知る由もありませんでした。きっと僕と同じで、この「ヒーロー」になりたい父親像を重ねていた人もいたのではないでしょうか。
時は令和。僕は幸せ者で、妻と結婚し子どもにも恵まれました。家庭を築き、夫となり、父親となったわけです。
今日もお風呂で口ずさんでいた「ヒーロー」
ふと、今の自分が思う現実的な父親像とはズレが生じていることに気づきました。
ということで今回は、僕の大好きなファンモンの「ヒーロー」の歌詞を皆さんにご紹介しつつ、令和に父親になった僕が思う「ヒーロー」について100%主観で解説していきたいと思います!
ヒーロー
/FUNKY MONKEY BABY'S
田舎育ちの僕は両親共に車で通勤していましたので、都内での電車通勤にとてつもない憧れを抱いていました。
いまは、うん、電車乗りたくないです。リモート中心で、電車乗るにしてもフレックスで満員電車は避けたいですね!
昨晩の疲れはなるべく残さないよう、寝る前にストレッチしています。アルコールは飲まないので残りません!
暗いニュース、多いですよね。野菜ジュースはあまり飲みませんので、ブラックコーヒーで流し込みます。朝から全力疾走は絶対にしませんし、したくありません!
これはもう本当にそのとおり。家族にとってのヒーローになる為、転んでも立ち上がりたいです。
株は乱高下していますね。長期高配当株投資がメインなので、日々の株価はあまり気にしません。重圧はほどほどがいいですね。
冒頭申し上げたとおり、満員電車には乗りません、乗りたくありません。
上司の誘い断り続けていたら、ここ数年はネオン街に行っていません。これからも行きたくありません。
週末大好きです。ファミリーは愛しい!でも僕が「家で待っている」のもアリかなぁと。
一番のサビです。カラオケの時は「いざ行かんゴールへ〜」の「へ〜」をめちゃくちゃ伸ばします。
二番です。
毎日ほとんど同じ時間に起きています。最近、朝のテレビは大谷選手の報道ばかりなので(大谷選手はとても尊敬しています)、ニュースは専ら電子版の新聞をタブレットで読んでいます。
いまは育児休業中なので、電子版で新聞を読んだ後、チラシ見たさに紙の新聞を集合ポストにまで取りに行きます。その姿がスウェットなので、住人に会うとこの上なく気まずいです。はたから見たら「サラリーマン」ですらないかもしれません。
家族の為に頑張りたいですが、それは一人でなくてもいいかなぁと。妻や子どもにパワーをもらって頑張りたいです!
ストレスは堪えずに発散するタイプです。ランニングが趣味なので、少し時間をもらって走りに行きます!
いまは家族と過ごす時間が幸せなので、一人で遊びに行きたいというのはあまりないですね。
ネオン街はスルーして、体にムチ打って子どもとめちゃくちゃ遊びます。でもそれは「家族サービス」ではなく、自分が遊びたいから。
そうですね、おかしいことはおかしいと、自分の手の届く範囲で社会にファイティングポーズはとっていきたいです。
本当に泣きたい時は泣いてしまった方がいいですよね。男だからとかありませんよ。その方が家族も安心するはず。
いよいよ、大サビです!
「カカア天下」「亭主関白」ではなく、夫婦二人三脚で子どもを守り、笑顔あふれる家庭にしていきたいですね!
元から家ではあまりお酒を飲まないのですが、子どもが産まれてから夜に何かあったらと思うと、完全に飲まなくなりました。最近の乾杯は「アサヒゼロ」が多いです。スマドリです。美味しいので、ぜひ飲んでみてください。
〜〜〜終了
まとめ
時は流れ「男性は働き、女性は家庭に入り家事や育児をする」といった観念は時代錯誤だと思います。
男性も女性も互いに尊重し合い、父親としては週末に限らず家族との時間を増やし、大切にしていきたいです。「男らしさ」なんてものにはこだわらず、できれば満員電車にも乗らず、時には弱いところも見せる。
家族がそれぞれ支え合い、守り合い、補い合い、そのメンバーの一員として家族に誇ってもらえるような「父親」になりたいと思いました。
父親も育児は当然するし、母親も望めば当然のように働ける環境がつくれるよう、社会へのファイティングポーズはとり続けていきたいと思います。