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[つゆばた] 雨や星を連想するアニメで短歌 三首
『勝手に企画🌂雨に詠って⭐星に願いを』に参加します。
梅雨や七夕にまつわる俳句や短歌や川柳、都々逸。
私は、短歌といえばアニメ。
アニメで短歌を細々と続けています。
つゆばた…ということで、梅雨や七夕を連想するアニメで短歌を詠みたいと思います。
雨の夜に彷徨う君の影を追い
振り向く私の戸を叩く過去
あめのよにさまようきみのかげをおい
ふりむくわたしのとをたたくかこ
『怪異と乙女と神隠し』
謎多き兄妹が様々な怪異事件を解決していくお話です。
その中に雨にまつわる怪異のお話があって、それが今時期にぴったりだったので詠んでみました。
ある雨の夜、主人公の妹の乙ちゃんは、誰かが玄関のドアをノックする音を置く。
ドアを開けてみるとそこには誰もいなくて、足跡だけが続いている。
そこから主人公の兄妹がこの怪異がらみの事件に巻き込まれて行くんだけど、じめじめした雰囲気が梅雨の時期の怪談話にぴったりなのだ。
なお主人公の 化野 蓮 は特殊能力を持った正体不明な少年なんだけど、個人的にかなり好み☆
普段こんな感じだけど。
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時々こうなる。
![](https://assets.st-note.com/img/1718980588286-x8mlXOL1RH.jpg?width=1200)
怪談話が好きな人におすすめなアニメだよ。
とんからりん隠した想い織り込んで
君は彦星僕はここで待つ
とんからりんかくしたおもいおりこんで
きみはひこぼしぼくはここでまつ
☆彡☆彡☆彡
主催のみんみんさんのところで、七夕BL変換という話が出たんで…
男の子どうしの恋愛を七夕に例えてみました。
『佐々木と宮野』
後輩の宮野(♂)を好きになってしまった、ちょっと不良な佐々木先輩が、押さえきれない衝動を何とか飲み込んだり飲み込めなかったりする感じを詠ってみました。
同性を好きになってしまったけど、それを知って相手がどう思うのか全く分からない時って、すごく心が苦しいと思うんだよね。
それを天の川銀河に隔たれた織姫と彦星に例えて見ました。
あと不良っぽい佐々木先輩が実は乙女なのがかわいいのですよ。
幾千の星の瞬き集めたい
眠れぬ二人の秘密の居場所
いくせんのほしのままたきあつめたい
ねむれぬふたりのひみつのいばしょ
『君は放課後インソムニア』
不眠症に悩まされている中見 丸太 は昼間にこっそり眠れる場所を求め、物置と化している天体観測室に忍び込む。
そこで、同じように隠れて眠っていたクラスメイト 曲 伊咲と遭遇する。
こうして、いろいろあって二人は天文部を復活させて、星々をカメラに収める活動を始めるんだ。
夏休みにコンテスト出品のための撮影合宿に出るお話がすごくいんだよね。
誰もが心の奥に隠している闇と、それを包み込むような星空が美しい青春のお話。
能登半島が舞台なので、美しい場所がたくさん出て来て、地震の後の今見ると、ぐっとくるのではないでしょうか。
以上。
アニメで短歌、三首でした☆
よろしくお願いします。