中国到着後3日目に食べた地元チェーン店の料理が強烈だった(1)
ずっと更新をさぼっていた駐妻マガジンですが、こんな過疎化しているのにフォローしてくださる人がポツポツいらっしゃるのはありがたいです。そんなわけで、久々に更新します。
さて、仕事では「です・ます」調の記事を書き慣れていますが、実は「である」調の方がしっくりくる私です。特にごく私的なエピソードを書くにあたっては「である」調の方が圧倒的にキーボードが進みます。そんなわけで、ここからは「である調」で書かせていただきます。
中国到着後3日目・いきなりプチ遠出してみることに
中国某大都市到着後2日間は夫が休みを取ってくれたので、夫に自宅周辺の生活エリアを案内してもらった。
しかし、3日目は夫が仕事で朝から不在。引っ越し荷物もまだ来ないので手持無沙汰になった。子どもたちは小学生でそれほど手がかからないので家事はあっという間に終わってしまってさらに暇を持て余す状態に。
そんなわけで、とりあえずガイドブックで調べてあった「電車で20分、バスで10分程度の場所にある有名な公園」に母子で行ってみることにした。
……え?中国語はおろか、英語もろくに話せないんじゃないかって?
まったくその通り。夫の上司の奥さんから「日本より治安がいいぐらいだから大丈夫❤」と言われた言葉をうのみにしていたので、日本語以外ろくに話せないことすら忘れて行動に移してしまったのだ。今ならそんな行動をしない……いや、もしかすると子どもが自立してフリーになった今はもっとハードルが下がるかもしれない(笑)。
かくして私たち母子は地元の詳しい地図を片手に、行ったこともない異国の町に繰り出したのだった。
意外にも英語と漢字の看板のおかげで困ることはなかった
最寄りの駅から目的の公園の最寄り駅まで地下鉄に乗って移動したが、地下鉄や駅の中はあまり東京の地下鉄と変わらない印象。むしろ東京の地下鉄駅の方がややこしい構造だと思うぐらいには通路の案内がわかりやすいと思った。
また、どこに行っても英語と漢字を併記した看板があり、何が書いてあるかはなんとなく理解できるのも意外だった。おかげで、どこを歩いていても特に困ることはなかった。
地下鉄を降りて目的地までのバスに乗るのも意外とスムーズだった。ただ、降りるバス停を1つか2つ間違えてしまったので、公園に到着するまでに多少道には迷ったが。
公園は非常に広くのびのびと子どもを遊ばせることができた。日本の大きな公園とはだいぶ趣が違っていたが、きれいに整備されていて利用しやすかったと思う。
そんなこんなで時間が過ぎた後、ふと「近くに来たら立ち寄ってほしい」と夫の上司に言われていたことを思い出し、公園の最寄り駅から地下鉄で1駅の夫のオフィスに行くことに。その前にお昼を食べようという形になった
チェーンなら味も無難だろうと入った店だったが……
そうは言っても、いきなり訪れた異国の街角でどんな店に入ればいいかわからない。とはいえ、いきなり出かけたので観光ガイドに載っているお店もノーチェック。しばし右往左往した後チェーン店が目に入ったので、日本のファミレスと同じ感覚で「ここならよくも悪くも無難だろう」と思って入ってみることにした。
しかし、それが大きな間違いだった。
中国でもチェーン店はマニュアル通りの接客で、会計自体は全く問題なかった。しかしメニューがよくわからないので料理を選ぶのには結構手間取った。
幸い店員は英語がわかる人で片言が通じたので、色々聞いた末になんとか注文を終了。おおむね思ったような料理が出てきたのでほっとした。
しかし、料理を食べ始めると状況は一変した。
(もう目が限界なので次回に続く)